2018年5月31日木曜日

【No211】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン2.0】これだけ!?10日でできる!筆記(選択科目Ⅱ-1)の書き方!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。


「Ⅱ-1」問題で確認される技術士としての資質は、

●概念「選択科目で対象とする技術分野全般にわたる専門的な知識」

●内容「選択科目における重要キーワードや新技術等に対する専門的知識を問う。」

です。

概念にあるように、

「選択科目」

の「専門知識」を確認します。

単に「~とは何か?」だけではなく、

キーワードに関する周辺情報を

複数(2個以上)挙げて

説明する形式になっています。

更に、知識問題には、次のパターンもあります。

①論理式の導き

②計算問題

過去問題を見ていただき、対策をとる必要があります。

また、単なる知識の回答というよりも

実際に活用する場合の

メリットやデメリット

効果や留意点を

「具体的」に説明する

または実施する方法を説明する

問題が主になっています。

ここまでは、どこでもある一般的なコメント。

試験変更前の年は、来年以降の試験も想定した問題形式にも

注意しなければなりません。

平成31年から、専門知識は、以下になります。

●概念:「選択科目」における専門の技術分野の業務に必要で

幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識

●出題内容:「選択科目」における重要なキーワードや

新技術等に対する専門的知識を問う。

そして、「評価項目」の記載があります。

●評価項目:技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

のうち,専門的学識,コミュニケーションの各項目

ポイントは、

①業務に使われる幅広く適用できる(汎用的)原理の汎用知識

②文章による多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行う

 →平易な文章表現

です。

①は、現状と同じと考えていいでしょう。

②も現状と同じですが、

明確な文章として示されました。

技術士=コンサルタントとしての資質を問う

という宣言を明文化しています。

よく、

「中学生がわかったようになる文章を書くこと。」

と言われます。

まさにその通りです。

知っていることを難しく書くのではなく、

平易でかつ、技術者らしい表現で

「わかったように思わせる」

論文作成がゴール(目標)と認識しておいてください。

2018年5月30日水曜日

【No210】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

10回目は、「信頼できる人からの意見で復活!!」です。

中だるみシリーズ最終回です。

明日から、筆記試験に向けてのラストスパートです。

中だるみを脱出しましょう!!

唐突ですが、

「信頼できる人」

はいますか??

前回、比較しないことについて書きました。

人は、拠り所を求めて情報を集め、

勝手にダークゾーンへ引き込まれていきます。

だから、ここではその解決策として

「信頼できる人」からの意見

の重要性を書きたいと思います。

信頼できる人は、必ず1名はいると思います。

いなければ、過去の偉人でも結構です。

この人の意見なら聞けそうというイメージです。

様々な人と情報共有した時、

人は、真の情報を出さない傾向にあります。

相手への信頼度によって、

情報の質は変化します。

これは感覚的に、皆さんも分かると思います。

よく、

「腹を割って話す」

と言いますが、

全員にできませんし、

いくら会社の上司でも

できることに限界はあります。

ある程度

「この人は、理解してもらえる」

という感覚がないと難しいですね。

そこで、信頼できる人に

トコトン聞いてみてください。

過去の偉人や有名な方の場合は、

さすがに聞けないとは思います。

そのため、著書や名言などをみて

「自分の立場なら、どうか?」という風に客観的な

視点で考えてみてください。

身近にいる人は、

「やる気が出ない」ことを相談してください。

信頼できる人と会話をすることが

気持ちを楽にします。

よく、文句を言いあったあとは仲直りする

ということもあります。

腹を割って話す信頼できる人が

中だるみからの復活したい気持ちを高めてくれます。

些細ないことで、話しできない・・・

と思う必要はありません。

時間もありません。

行動してください。

そして、無駄な他者との比較でなく、

助言を元に自分軸を定めて

復活してください。

今ならまだ、ぎりぎり間に合います。

信頼できる人・・・

どれだけ本音ではなし、真摯に向き合ってもらうことを体感するか・・・

最後の中だるみ克服でした。

次回は、筆記の書き方シリーズで行きます。

お楽しみに。

2018年5月29日火曜日

【No209】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

9回目は、「比べない大切さ」です。

競争社会である以上、

小さいころから誰かとの比較をされた経験はあると思います。

今日は、「比べないこと」について、

「中だるみからの復活」を考えてみます。

中だるみが起こる原因は、個々にあると考えます。

例えば、「比べる」から考えると、

以前と比べ忙しくて、やる気がなくなった。

以前のような必要性を感じなくなった。

他人よりできないと感じたから、モチベーションが低下した。

キーワードが他人より少ないけど、時間がないしあきらめそう。

合格論文と比べて、知識不足・論述ができないと感じてやる気がなくなってきた。

など・・・

まとめると、

「時間的な感覚の比較」

「他者との比較」

が主だと思います。

時間的な感覚の比較は、

業務や家庭の環境、健康状態など・・・

ご自身だけの問題でないこと

「外部環境影響」

が主になると考えます。

さすがに、この場合は

コントロールできない部分が多数を占める

のではないかと考えます。

今回は、外部影響でない「自分」だけを考える

「他者との比較」について記載します。

人は、基本ネガティブです。

不安を抱えて生きているのが普通です。

不安要素は、ひとそれぞれ。

レベルも、ひとそれぞれ。

特に、競争しているときや

同じ目標へ向かう仲間がいる時は、

他人と比較して、

不安になったりする生き物なのです。

だから、「他者と比較する」

のは当たり前なのです。

特に、不利な条件、ネガティブな情報は

顕著に比較対象とする傾向があります。

また、自分にとって良い情報を比較することもあり、

「優越感」に浸るのも人です。

劣等感、優越感を感じて生きているのです。

よく、他人と比較して

①強みを知る

②成長するため

というのを聞きます。

できる人は、芯の強い人ではないかと考えます。

私は、そのようなポジティブ思考ができました。

もともと劣等感の塊で、

それを払拭したくて技術士試験受験をしたのです。

目標は、「一生涯技術者」であったことから、ぶれずにできました。

しかし、すべてがそういうわけではなく、

技術士以外は、他者との比較であきらめたこともあります。

たぶん、こちらの方がほとんどです。

なぜ、技術士試験は貫徹したのか?

それは「他者と比べるのではなく、自分の理想と比べたから」です。

具体的には、先ほど書いた目標達成です。

目標を明確にできることだけが、理想の自分に近づける

第一歩です。

目標は、課題が明確であることが最重要条件です。

課題は、技術士の称号が欲しいです。

そのための問題点は、

①知識不足

②論文苦手

③技術士法の理解不足

④勉強法がわからない

があるとします。

それを解決するための手段を具体化して、

進捗管理するのです。

でも、試験なので「他者との比較」はゼロではありません。

自己嫌悪にならない程度の他者の情報収集や

情報を半分に捉えるクセをつけるなど・・・

「前に進む」という視点で比較してください。

「比べない大切さ」とは、

他者と比べず、

自分の理想と比べること

です。

アドラーの心理学には、

「健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、

理想の自分との比較から生まれるもの。」

とあります。

人は、拠り所を求めるため、

全く比べないことはできません。

そのため、

「理想の自分」

を拠り所として比べるぐらいにしてみてはいかがでしょうか。

2018年5月28日月曜日

【No208】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

8回目は、「リクエスト」です。

唐突ですが、

「ご自身にリクエストするなら何をしますか?」

客観的に考えて、

自分にしてほしいことは何かありませんか?

それはなぜしなければならないのでしょうか??

今回は、「リクエスト」です。

中だるみは、誰でもあります。

嫌なことや、後回しにしたいこと、

優先度が変化するなど・・・

整理がつかなくなり、最後には

「中だるみ」

になってしまします。

私も、

会社員と

技術士指導

そして独立準備をしていますが、

後回しにしたいことや

逃げたいこと・・はあります。

経験上、逃げても事は解決せず、

悪い方向に向かうことは体験済み。

逆に逃げなければ、コトは

自分の考える方向に向く。

そこで、客観的に見直すことをお薦めします。

私は、技術士試験をうける3年目の時、

人生で一番の試練をいただきました。

当時は、受験する意味やランクは低くならざるを得ない

そんな状況でした。

その時、妻から

「やり抜くこと」

「信じること」

の大切さを感じる出来事がありました。

それが、生死をさまよう病気との戦いでした。

人が極限まで追い込まれることは、経験したくないものです。

しかし、経験しました。

妻の生死に建築中のトラブル・・・

私は、病気に対して

「信じること」

そして、妻に対して

誠心誠意に尽くすことを

「やり抜くこと」

にしました。

当然、子供もいますから

家のことも重要でした。

しかし、最重要なことを考え、

そして何をすべきかを

自分に「リクエスト」しました。

リクエストしたことがクリされていくと、

次のリクエスト・・・・

その次の・・・

という具合に有限のエネルギーを効率よく使っていました。

それは、今振り返ると、そのようになっていたようです。

リクエストするときの自分の状況を考えると、

「一歩引く」

ということをしていたように思います。

近視眼的になりやすい状況の打開策が

この「リクエスト」です。

技術士論文でも、

自分の得意な分野の論文にしたいために、

勝手なリクエストをして、論文にされる方がいます。

リクエストは、してほしいこと・・・

つまり、試験官が知りたいことは何か?

を客観的に想定してみることが重要です。

論文作成で悩まれている方・・・

受験をあきらめそうな方・・・

一旦「一歩引いたリクエスト」をご自身にしてみては

いかがでしょうか?

2018年5月27日日曜日

【No207】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

7回目は、「目的の再確認」です。

今日は、技術士二次模擬試験です。

6名の方が受験されます。

部門、科目はバラバラ。

でも、目的は同じです。

「技術士になる!!」

です。

6/3にも6名の方が受験されます。

当然、同じ考えです。

技術士に認めてもらうには、

夏の筆記試験に合格し、

冬の口頭試験で合格しなければなりません。

当然、夏の筆記が合格しても口頭試験で不合格なら、

来年も筆記試験からです。

何人もそのような方を見て、非常に心が痛い思いを

毎年しています。

何とか、そのような思いだけはしてほしくないといことから

技術士になるという目的の再確認をしていただきたい。

実は、この難関資格を受験しようと行動しただけでも

一流の技術者です。

素晴らしいことです。

年間3万人の方が受験され、その1割強が

技術士を名乗れます。

日本の技術者は約240万人と言われています。

技術者のたった「1.25%」しか受験しないのです。

また、現在の技術士の総数は

7万人程度しかいません。

つまり、技術者の中のたった2.92%です。

その中でも建設部門が40%以上ます。

機械系は、10%以下です。

しかし、技術士になることが目的としていると、

この試験は「不合格」になる確率を高めます。

理由は、「技術士」相応の実力を

「魅せる」

実力がないだけなのに、

学校教育で刷り込まれた

「インプット学習」

のせいで、間違った勉強をしてしまいます。

だから、私は受験セミナー等で必ず

最初に「技術士法」について

理解を持ってもらうようにしています。

この技術士法が実践できないと合格はできません。

では、技術士法とは、

●国民経済の発展

●科学技術の向上

です。

これを達成できる人材を国が求めているのです。

皆さんは、日本の優秀なエンジニアです。

いまさら、大学の授業で受けた内容を

馬鹿みたいに勉強する必要はありません。

過去の知識を実践という業務で

活用しているはずです。

だから、使いこなせる知識はあり、

そしてスペシャリストであるのです。

あとは、技術士法の定義を咀嚼して、

論文に標記すること。

論文に書くべきことを正しく書くこと。

だけなのです。

技術士になることを目的とせず、

技術士相応のふるまいをして、

技術士と名乗れることを目的とした

受験対策をしてください。

今月も今日を入れて5日です。

早めに切り替えましょう!!

2018年5月26日土曜日

【No206】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

6回目は、「リアル面談」です。

今日午後からは、技術士二次試験のセミナーです。

機械部門専門の技術士による筆記対策のセミナーです。

興味があれば、「セミナー情報」見てください。

今月末(明日)から、模擬試験を行います。

さて、今回は

リアル面談の重要性をセミナーとの違い

を含めて述べていきます。

セミナーとは何でしょうか?

・・・・・

セミナーは「講師」が中心となり、

「受講生」へ教えることが主となる活動です。

つまり、学校の授業に近い形。

受講生は「受け身」の姿勢となります。

そのため、講師が指導していても

受講者の思惑とのズレがあるかもしれません。

そのため、優秀な講師は

「ゴール」を最初に共有します。

その後、ゴールまでのプロセスを話し始めます。

時には、ワークを入れてみるなど・・・

ただ、受け身のポジションは変わりません。

そのため、大勢多数の前での質問や

意見が言いにくい空気があります。

その日は、できる気にはなりますが、

実際には続かない・・・

それがセミナーの弱点です。

リアル面談は、個人の目的を共有します。

講師が指導者であることには変わりませんが、

コーチィングに近い形が取れます。

受講生の考えや想いを聞き出し、自分に気づきをもって

考動してもらう形をリアル面談は可能にします。

弱点は、1人に時間を要すること。

ただ、わたしはデメリットを十分に解消するメリットがあると考えます。

それは、「ともに成長できること」です。

相手の気付きを生ませるスキル、

受講生の自立スキル、

そして、問題解決の共通による喜び。

そのため、私はできるだけリアル面談を重視したいと考えています。

少人数または、マンツーマンが理想。

個々の時間をとり、お互いに成長できる面談の実現を目指しています。

中だるみの時期、受講生の方から

思い切って、面談の申し入れをしてください。

単に考えるだけでなく、行動です。

いまは、Skypeだけでなく、

チャットワークやZoomなどの

インターネット面談ツールも充実しています。

リアルが理想ですが、まずは気軽にできる

インターネットツールの活用をお薦めします。

そして、一刻も早く中だるみからの復活を!!

2018年5月25日金曜日

【No205】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

5回目は、「ご褒美」です。

今年も5か月が過ぎようとしています。

1月から受験勉強されている方は、大変お疲れのことだと思います。

私も過去一般部門で3回受験しました。

1年目は、ほとんど勉強できず、

本番では論文用紙を書ききれば満足・・・

全く勉強法も分からず、「B判定」という結果でした。

この「B」が曲者で、

私の心:「おっ!!Bということは4059点!!あと少しで合格や~」

でも試験官は、そんなことは思っていないはず(今から思えば・・)

試験官A:「問題文に書いている回答通りだけど、技術士の素質ないしBかな」

試験官B:「論理的でない、技術士の素養がない・・・Bでいいか!?」

みたいな。

では、

私の心:「キーワード勉強していなかったから、来年は300個!!頑張ろう!!」

私の心:「これなら絶対うかるわー!!」

12月ごろから「カリカリ」とキーワード対策&論文作成・・・

筆記試験当日・・・

私の心:「楽勝で書けた!!絶対合格や!」

発表当日・・・なんと、「不合格」&「C判定」・・・・

私の心:「何したらいいのかわからん・・・」

天の声:「2年間頑張ったのだから、休憩しては・・・」

私の心:「試験官の当たりがわるかっただけや!!、がんばる!!」

天の声:「そのままでは、技術士なれへんぞ~」

このような仮想の声は別として、

「頑張り続ける自分」がいたことは事実です。

その時です。

「妻が重大な病気!!!」

「緊急手術!!、子供の高校受験、家の建て替え中のトラブル!!」

「仕事も海外工場立ち上げ」

などなど・・・

3年目は、いままで味わったことのない、

恐ろしいトラブル続き・・・

体重も3か月で5kgは痩せました。

受験なんて眼中になくなるぐらい。

ただ、これが今の人生のターニングポイントとなったことは事実になります。

それは、

自分自身が「資格試験」という思い込みしていた

「技術士受験」という概念から解放できたこと。

皆さんがこんな目に合う必要もなければ、

あってはならないので、

ここで重要なのは

「視野」です。

過去2年間、家族との関係を重要視せず、

そして受験による未来を勝手に描いていた自分。

これを機に

家族や友人や仲間に支えられていることを知った自分。

がいました。

これが、技術士の本質なのだと悟れる機会となりました。

何のために技術士になるのか・・・

「視野」広く持つことができました。

皆さんには、その「視野」を正常に

広く持ってもらえるよう

ポジティブな方法として、

「ご褒美」

を与えるようにしてください。

小さなことから、大きなことまで・・・

区切りごとにご褒美を与えてみてください。

そして、ご褒美に感謝して、

ご褒美をもらえた喜びを続ける

考動をしていくことを宣言してください。

人は走り続けることはできません。

論文でもそうですが、

書いているうちに「遭難」してしまします。

最初の目的と異なるルートへ進んでいることに

気付かずに・・・・

筆記試験まであと、2か月は切りましたが

今「ご褒美」を与えてみてはいかがでしょうか?

間違ったルート・・・立ち止まっていたことなど・・・

それを今から見直すためにも

「ご褒美」

を忘れずに。

2018年5月24日木曜日

【No204】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン1.0】10日で合格!中だるみからの復活!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

4回目は、「不安を書いてみる」です。

受験勉強をされている方、

もうあきらめて来年まで手を付けない方、

何をしていいのか時間ばかり、他人ばかり気にしている方・・

様々な方がこの時期います。

あきらめた方には、来年も同じことをしないことを

イメージして読んでください。

また、受験をされる方は

これをすれば受験準備に集中できる

イメージで読んでください。

タイトルにある

「不安」

はなにかしらありますね。

勉強のこと

家族のこと

お金のこと

人のこと

仕事のこと

時間のこと

失敗のこと

思い通りにならないこと

病気のこと

などなど・・・

私は、これらの不安をいっぱい持っています。

でも、やるべきことや

「今」しかできないこと

を考えたときに忘れるようにしています。

でも、忘れると

何が不安だったのかがわからなくなり、

もっと不安が増えてきます。

人は無限に不安をもって生きています。

そこで、

「不安を書き出す」

をしています。

考え方ですが、忘れるような不安なら

大したことがないので放置OK・・・

と考えてしまいますが、

いつかまた、レベルが高くなり

再発するかもしれません。

先送りせず、

「今」

の不安を大小関係なく書いてみます。

もう一つの大きな理由は、

「客観的に見ることができる」

からです。

人は何回も同じことを見たり、聞いたりすると

行動を起こしたくなります。

その時、一旦冷静な自分になる、

つまり「客観的な視点」

になれます。

その時、心底から

「なんだ、こんなことか」

と思えるようになります。

不安は未来のこと。

できるだけ思い通りにいくようにするには

「今」何をすべきか?

それは、

「考動」

することしかありません。

考えているだけでは

発展しませんし、

人任せ、時間任せでは

想定できない失敗や不幸が待っているかも知れません。

それなら、「考動」という選択肢を選びませんか?

考えて、やってみること・・・・

だめならあれだけ考えて、やったことなら、

「まあ、いいか」

となります。

世の中はうまいこと行かないことだらけ・・・

人任せの後悔より、

自分任せの納得を得ましょう。

あとは、訓練です。

1,2回では習得できない考えです。

私は、結構ネガティブでした(過去形)。

たまに、ネガティブになりますが、

頻度は最高時の1000分の1にまでなったような気がします。

今ここに生き、

やるべきことは何かを問い、

今ここに集中すること。

これがここ数年で最も効果の高い考え方と感じています。

悩んでも妄想だけです。

現実はすぐに過去になります。

今ここを一生懸命生きた足跡が振り返れば

思い出になります。

受験生の皆さんの

「今ここに生き」は、

技術士であること。

「やるべきことは何かを問い」は、

科学技術の向上と国民経済の発展に資する取り組みは具体的に何か?

そして、「今ここに集中すること」は、

技術士相応の人材である考動をすること。

です。

キーワードを覚えるのも受験ですから必要ですが、

キーワードは、活用できなければ

「ものしり」なだけで終わりです。

活用は、「考動」です。

毎日、毎時間、毎分、毎秒、

考動して、不安を払拭すること・・・

そうすれば、中だるみからの復活の原動力となるでしょう。