2017年7月30日日曜日

【No32】熱気球体験

人生初!!の熱気球体験をした。

飛行時間は5分弱、不定高さも25mと低いが、琵琶湖をいつもと異なる位置から眺められた。

800度と1300度のナー2基のバーナーがあるとのこと。

800度のほうは、騒音配慮した低出力バーナーである。住宅街などを飛行時に使うとのこと。

気球内温度が1度単位で変化すると上昇下降の速度が変化するシビアな感覚が必要。

そのため、操縦者の力量により着地や風の流され方など、さまざまな条件をバーナーだけで管理するらしい。

また、本熱気球の仕様では外気温度差70度以上ないと上昇しないとのこと。

技術が発達して、温度・高度等測定する計器が性能よくなり、操縦性の向上が発達している。

つくづく、科学技術の大事さがよくわかる体験であった。


2017年7月21日金曜日

【No31】筆記試験終了後の対応

技術士二次筆記試験が終わりました。
受験生の皆さんお疲れさまでした。今まで迷惑をかけた方々、恩人、家族等に尽くしてあげてください。
さて、終わりが始まりなのが、この技術士試験・・・・
11月には「口頭試験」があります。合格可能性が1%でもあれば、十分なリフレッシュ後に直ちに準備しましょう。徐々にキーワードや技術士についての考え方、筆記の振り返り等結構すべきことはあります。ここでしっかり計画を立てる人が、来年3月に合格します。
メリハリつけて、頑張りましょう!!

2017年7月9日日曜日

【No30】技術士二次試験まで1週間

1週間前です。じたばたしても時間は同じです。

ここは「体調管理」を最重要課題と位置づけ、業務の調整・勉強の調整・家族との精神的なコミュニケーションによる調整を図ってください。

もし、何かするなら下記のことをしましょう。

(1)必須科目 試験2,3日前に「得意な科目」を固めましょう。20問中15問選択です。機械部門なら10科目あるので、せいぜい2問/科目になります。9問合格できる科目を絞り込んでしっかり、何が来ても答えられるようにしましょう。

(2)選択科目 骨子の作成を重点的に。いまさら論文を完成させることの意義は薄れますので、骨子でフレームをしっかりつくる練習を数多くしてください。紙に書くだけでなく、頭で考えることも勉強時間です。スキマ時間に課題を頭の中で整理する訓練をしましょう。

(3)課題と問題点 いまだに理解されていない方は、課題と問題点を論理的に考察して解決策を導くことに徹してください。それには、骨子作成時に課題と問題点を具体化することです。また、解決策から書いて、その解決する問題点は何か?といった逆からの思考もありです。

以上、時間は有限ですが、皆さんの能力は無限にあります。

最後まであきらめずに頑張りましょう!!!!

【No29】安定を求めるリスク

硬い話だが、表題にある言葉の意味は分かるだろうか?

私は、「安定」とは、社会人であれば「仕事内容」「役職」「地位」に居続けることで、「その役職・地位に居座り続けることを求めるこは、現状維持ということではなく、劣化していくこと」と考えている。

10年前を考えてほしい。AIがプロの棋士に勝つことが考えられたか?スマホがこれだけ普及すると考えたか・・・など、時代は世間を急速に変化させている。

その中で、安定とは?なにかと考えさせられる。特に不祥事により、「大企業だから大丈夫」と何の根拠もなくどっしり構えていた経営者・従業員がいる企業は倒産する時代である。

安定を求めるのであれば、変化を敏感に捉え、やるべきことを積極的に行動することこそが「安定」ではないか?


2017年7月2日日曜日

【No28】2週間後の技術士二次試験に向けて

今月16日から、筆記試験が始まる。
先日、2回の模擬試験を行ったが、下記のことを無視した受験生が多いため、模擬試験終了後にも伝えたことを書いてみる。
技術士試験で求められていることは、次の4点である。

Point1:技術的専門知識と高等の応用能力⇒技術士法の「定義」のこと。技術部門についての幅広い知識を豊富な経験によって使いこなせる(総合的な判断力がある)能力があるか?
Point2:公益確保⇒最も重要視されている(3義務2責務の中でも)「公益確保」を技術業務を用いて実践できるか?

Point3:高い技術者倫理観を備えている技術者。技術業務で様々な要求に対して、倫理観をもって実行できるか?

Point4:優れた技術者の育成⇒技術士の時点で、備わってなくても「資質のある技術者」であればよい(育成から考えて)と思わせる論文か?

 つまり、「技術士の定義」を理解し、公益確保を最優先できる高い倫理観を持った技術者を求めていることをアピールできる論文を記載しなければならない。

しかし、それ以前の「人に正しく伝える」力である「論理的考察力」が乏しい論文が多い。そのため、「目的とは?」「課題とは?「問題点とは?」という指摘が先になる。

あと2週間で、「論理的考察力」と「技術士試験で求められていること」を表現できるようになるよう、添削指導を進めていく。