2019年8月21日水曜日

【No628】令和元年技術士二次口頭試験は何が変わる?


こんにちは、技術士@機械総監の赤星(hiro-PE)です。

1013日は、技術士一次試験です。

今後、一次試験についても書いてみます。

1029日は二次試験合格発表です。

問題解説、それまでの過ごし方なども記載します。

長かったお盆休みも終わり、平常に戻りつつある頃だと思います。

そろそろ、口頭試験の準備を・・・・

とお考えの方へ、情報をまとめてみました。

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1.「平成31(2019)年度技術士第二次試験実施大綱」

 (2) 口頭試験

① 口頭試験は、筆記試験の合格者に対してのみ行う。

② 口頭試験は、技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、

筆記試験における答案(総合技術監理部門を除く技術部門については、

「選択科目」についての問題解決能力・課題遂行能力に関するものを問うもの)

及び業務経歴を踏まえ実施するものとし、筆記試験の繰り返しにならないよう留意する。

③ 試問事項及び試問時間は、次のとおりとする。

なお、試問時間を10分程度延長することを可能とするなど

受験者の能力を十分確認できるよう留意する。


(3) 配点

② 口頭試験

(総合技術監理部門を除く技術部門)

試問事項別の配点は次のとおりとする。

Ⅰ 技術士としての実務能力

1.コミュニケーション、リーダーシップ 30点満点

2.評価、マネジメント 30点満点

Ⅱ 技術士としての適格性

3.技術者倫理 20点満点

4.継続研さん 20点満点

(総合技術監理部門)

試問事項別の配点は次のとおりとする。

Ⅰ(必須科目に対応)

Ⅰ 総合技術監理部門の必須科目に関する

技術士として必要な専門知識及び応用能力

1.体系的専門知識 40点満点

2.経歴及び応用能力 60点満点

Ⅱ(選択科目に対応)

Ⅰ 技術士としての実務能力

1.コミュニケーション、リーダーシップ 30点満点

2.評価、マネジメント 30点満点

Ⅱ 技術士としての適格性

3.技術者倫理 20点満点

4.継続研さん 20点満点



  総監は変化なし。総監を除く技術部門のポイントは、

  ①試問事項の変更と合否基準の明確化

   Ⅰ技術士としての実務能力

    1.コミュニケーション、リーダーシップ 30点満点

2.評価、マネジメント 30点満点

   Ⅱ技術士としての適格性

    3.技術者倫理 20点満点

4.継続研さん 20点満点

  ②選択科目Ⅲは口頭試験対象なので再現すること

 である。

配点は、あくまでも20分の

「時間配分」程度と考えておきましょう。

 1つでも「×」が付くと不合格です。

 すべて、60%以上の判定をめざしましょう。

2. 試験科目別確認項目

 コンピテンシーの内容を再度のせておきます。

 1-1.コミュニケーション

 ・業務履行上,口頭や文書等の方法を通じて,

雇用者,上司や同僚,クライアントやユーザー等

多様な関係者との間で,明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。

・海外における業務に携わる際は,

一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え,

現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で

可能な限り協調すること。

 1-2.リーダーシップ

 ・業務遂行にあたり,明確なデザインと現場感覚を持ち,

多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。

・海外における業務に携わる際は,多様な価値観や

能力を有する現地関係者とともに,

プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。

 2-1.評価

  業務遂行上の各段階における結果,

最終的に得られる成果やその波及効果を評価し,

次段階や別の業務の改善に資すること。

2-2.マネジメント

 業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において,

品質,コスト,納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項,

又は成果物(製品,システム,施設,プロジェクト,サービス等)

に係る要求事項の特性(必要性,機能性,技術的実現性,安全性,経済性等)

を満たすことを目的として,人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。

 3.技術者倫理

  業務遂行にあたり,公衆の安全,健康及び福利を最優先に考慮した上で,

社会,文化及び環境に対する影響を予見し,地球環境の保全等,

次世代に渡る社会の持続性の確保に努め,技術士としての使命,

社会的地位及び職責を自覚し,倫理的に行動すること。

業務履行上,関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。

業務履行上行う決定に際して,自らの業務及び責任の範囲を明確にし,

これらの責任を負うこと。

 4.継続研さん

  今後,業務履行上必要な知見を深め,

技術を修得し資質向上を図るように,

十分な継続研さん(CPD)を行うこと。

3.口頭試験試問作成について

 筆記試験同様、基本フォームが決まっており、

 コンピテンシーに沿う試問がされることは間違いない。

 ここで問題は、

 「業務経歴、詳細」の扱いである。

 プレゼンは多くの受験生に求める

 口頭試験での唯一の積極的アピールの場。

 コンピテンシーの何になるのか?・・・

含めて、想定してみた。

1)技術士としての実務能力を問うことから下記をアピールした準備。

 ①コミュニケーション能力=プレゼン能力

  業務の背景・目的・社会への波及性・専門科目における技術的課題・問題点・工夫ポイント・

  専門科目を用いた解決策・評価・展望を明確に説明できること。

 ②リーダーシップ

  問)どんなメンバー構成ですか?

問)あなたの立場は何か?

問)どのような点に配慮して調整を行ったか?

 ③評価

  問)解決策による新リスクは?解決策の改善点は?

問)その業務は、あなたの今にどのように活かせますか?

 ④マネジメント

  問)業務詳細では何を優先して資源配分しましたか?

  問)何が一番難しかったですか?

2)適格性をアピールした準備

 ①技術者倫理

  問)業務を遂行する上で、倫理、社会持続性の観点から述べてください。

 ②継続研さん

  問)どのようにして業務履行上必要な知見を深めましたか?

問)どのように、技術を修得し資質向上を図るようにしましたか?

3)その他てっぱん

 ①受験動機

 ②技術士取得後の抱負

毎年、問われていることは変わらないように感じるが、

今年から評価項目が明確になり、

しっかりと準備した方が合格することは間違いない。

今から準備をしてもたった3か月しかありません。

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