こんにちは、技術士@機械総監の赤星(hiro-PE)です。
10月13日は、技術士一次試験です。
今後、一次試験についても書いてみます。
10月29日は二次試験合格発表です。
問題解説、それまでの過ごし方なども記載します。
長かったお盆休みも終わり、平常に戻りつつある頃だと思います。
そろそろ、口頭試験の準備を・・・・
とお考えの方へ、情報をまとめてみました。
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1.「平成31(2019)年度技術士第二次試験実施大綱」
(2) 口頭試験
① 口頭試験は、筆記試験の合格者に対してのみ行う。
② 口頭試験は、技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、
筆記試験における答案(総合技術監理部門を除く技術部門については、
「選択科目」についての問題解決能力・課題遂行能力に関するものを問うもの)
及び業務経歴を踏まえ実施するものとし、筆記試験の繰り返しにならないよう留意する。
③ 試問事項及び試問時間は、次のとおりとする。
なお、試問時間を10分程度延長することを可能とするなど
受験者の能力を十分確認できるよう留意する。
(3) 配点
② 口頭試験
(総合技術監理部門を除く技術部門)
試問事項別の配点は次のとおりとする。
Ⅰ 技術士としての実務能力
1.コミュニケーション、リーダーシップ
30点満点
2.評価、マネジメント
30点満点
Ⅱ 技術士としての適格性
3.技術者倫理 20点満点
4.継続研さん 20点満点
(総合技術監理部門)
試問事項別の配点は次のとおりとする。
Ⅰ(必須科目に対応)
Ⅰ 総合技術監理部門の必須科目に関する
技術士として必要な専門知識及び応用能力
1.体系的専門知識 40点満点
2.経歴及び応用能力
60点満点
Ⅱ(選択科目に対応)
Ⅰ 技術士としての実務能力
1.コミュニケーション、リーダーシップ
30点満点
2.評価、マネジメント
30点満点
Ⅱ 技術士としての適格性
3.技術者倫理 20点満点
4.継続研さん 20点満点
総監は変化なし。総監を除く技術部門のポイントは、
①試問事項の変更と合否基準の明確化
Ⅰ技術士としての実務能力
1.コミュニケーション、リーダーシップ 30点満点
2.評価、マネジメント
30点満点
Ⅱ技術士としての適格性
3.技術者倫理 20点満点
4.継続研さん 20点満点
②選択科目Ⅲは口頭試験対象なので再現すること
である。
配点は、あくまでも20分の
「時間配分」程度と考えておきましょう。
1つでも「×」が付くと不合格です。
すべて、60%以上の判定をめざしましょう。
2. 試験科目別確認項目
コンピテンシーの内容を再度のせておきます。
1-1.コミュニケーション
・業務履行上,口頭や文書等の方法を通じて,
雇用者,上司や同僚,クライアントやユーザー等
多様な関係者との間で,明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
・海外における業務に携わる際は,
一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え,
現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で
可能な限り協調すること。
1-2.リーダーシップ
・業務遂行にあたり,明確なデザインと現場感覚を持ち,
多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
・海外における業務に携わる際は,多様な価値観や
能力を有する現地関係者とともに,
プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。
2-1.評価
業務遂行上の各段階における結果,
最終的に得られる成果やその波及効果を評価し,
次段階や別の業務の改善に資すること。
2-2.マネジメント
業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において,
品質,コスト,納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項,
又は成果物(製品,システム,施設,プロジェクト,サービス等)
に係る要求事項の特性(必要性,機能性,技術的実現性,安全性,経済性等)
を満たすことを目的として,人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。
3.技術者倫理
業務遂行にあたり,公衆の安全,健康及び福利を最優先に考慮した上で,
社会,文化及び環境に対する影響を予見し,地球環境の保全等,
次世代に渡る社会の持続性の確保に努め,技術士としての使命,
社会的地位及び職責を自覚し,倫理的に行動すること。
業務履行上,関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
業務履行上行う決定に際して,自らの業務及び責任の範囲を明確にし,
これらの責任を負うこと。
4.継続研さん
今後,業務履行上必要な知見を深め,
技術を修得し資質向上を図るように,
十分な継続研さん(CPD)を行うこと。
3.口頭試験試問作成について
筆記試験同様、基本フォームが決まっており、
コンピテンシーに沿う試問がされることは間違いない。
ここで問題は、
「業務経歴、詳細」の扱いである。
プレゼンは多くの受験生に求める
口頭試験での唯一の積極的アピールの場。
コンピテンシーの何になるのか?・・・
含めて、想定してみた。
(1)技術士としての実務能力を問うことから下記をアピールした準備。
①コミュニケーション能力=プレゼン能力
業務の背景・目的・社会への波及性・専門科目における技術的課題・問題点・工夫ポイント・
専門科目を用いた解決策・評価・展望を明確に説明できること。
②リーダーシップ
問)どんなメンバー構成ですか?
問)あなたの立場は何か?
問)どのような点に配慮して調整を行ったか?
③評価
問)解決策による新リスクは?解決策の改善点は?
問)その業務は、あなたの今にどのように活かせますか?
④マネジメント
問)業務詳細では何を優先して資源配分しましたか?
問)何が一番難しかったですか?
(2)適格性をアピールした準備
①技術者倫理
問)業務を遂行する上で、倫理、社会持続性の観点から述べてください。
②継続研さん
問)どのようにして業務履行上必要な知見を深めましたか?
問)どのように、技術を修得し資質向上を図るようにしましたか?
(3)その他てっぱん
①受験動機
②技術士取得後の抱負
毎年、問われていることは変わらないように感じるが、
今年から評価項目が明確になり、
しっかりと準備した方が合格することは間違いない。
今から準備をしてもたった3か月しかありません。
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