2019年8月16日金曜日

【No623】令和元年技術士二次総監記述式総評


こんにちは、技術士@機械総監の赤星(hiro-PE)です。

1013日は、技術士一次試験です。

今後、一次試験についても書いてみます。

1029日は二次試験合格発表です。

問題解説、それまでの過ごし方なども記載します。

令和元年の記述式は、

「ヒューマンエラー」がテーマでした。

AI,IoTなど情報通信処理技術の発達で、

このヒューマンエラーはなくなるわけでなく、

結局使う側=人

の意識が関わる重大な問題と認識したのでしょう。

背景には、品質偽装問題。

あとは、ハイテク化は一部産業にしか進展していないこと。

問題の構成としては、スタンダードでした。

問(1)は過去のヒューマンエラー。

事例についての概要、目的、成果物。

これで1枚。

④計画と実施段階の事例を4つの項目を含む形で示す。

これが2枚。

問(2)は、将来のヒューマンエラー。

この視点ができたかが、合否の分かれ目。

2枚でまとめるのは総監力がいりましたね。

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出題形態としては、

平成2930年と大きく変化していません。

最初に過去の事例とその課題解決を

条件付きで解答する。

その後、将来起こりうる事例を

挙げていく。

この問題(2)が勝負の分かれ目。

問題(1)は、おおよそ問題指示通りに

「書く」

こと

「総監視点」

を忘れなければ問題ない。

しかし、「問題(2)」はそうはいかない。

重大なヒューマンエラーの定義ができるか?

総監設立の背景がわかっていればできるし、

わかっていなければ、できない。

影響もリスクマネジメントの概念を

使いこなせるかで論理的に示せるかが決まる。

当然、5管理の視点はいる。

しかし、技術的な課題を監理技術者として

最重要な影響を与える判断・・・

ができなければ、

「B」判定

なのでしょう。

明日は、詳細に解説します。

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