こんにちは、技術士@機械総監の赤星(hiro-PE)です。
今日から、技術士二次試験の評価基準である
「コンピテンシー」を解説します。
まずは、「評価」です。
最初の解説にした理由は、
技術士の重要な本質が書かれているからです。
では、本質とは?
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技術士会が示す「評価」は、
「業務遂行上の各段階における結果,
最終的に得られる成果やその波及効果を評価し,
次段階や別の業務の改善に資すること。」
です。
技術士に求められる本質は、2つあります。
それは、
①各段階及び最終結果の正負の予想効果
②次段階や別の業務の改善に資する
です。
まず、
「①各段階及び最終結果の正負の予想効果」
について考えましょう。
技術士は、最終的な結果と「正」の効果
を予想するだけでなく、
「負」の効果も想定すること。
しかも、業務遂行上の各段階において。
何が言いたいかというと、
筆記問題にある
「解決後のリスクや留意点」
は、この評価になると書いています。
最終的な結果・予想効果に加え、
潜在的なリスクや
負の影響を踏まえた課題設定です。
それらを念頭に置いた解答が求められます。
次に
「②次段階や別の業務の改善に資する」
です。
これが重要で、
実用的な内容を評価する!!
という意味です。
よく、筆記論文で
「理想」のみで回答する
または、評論家のような
「で、どうするの?」
といった具体的でない提案を
書く人がいます。
それは、評価にならないと
書いています。
では、何が「評価」なのか?
「業務遂行」できること
です。
だから、専門とする事項である
業務経歴の詳細
に記載することを求め、
筆記試験
での解答要件になっています。
実務以外にこの
「評価」
に値する内容は書けません。
しっかりと、業務の棚卸ができた人しか
合格できないと書いています。
準備はいかがですか?
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