技術士受験のワザを伝えるブログ: 【技術士受験】No.1201二次試験対策（技術者倫理コンピテンシー）

2021年3月20日土曜日

【技術士受験】No.1201二次試験対策（技術者倫理コンピテンシー）

こんにちは、技術士＠機械総監の赤星(hiro-PE)です。

今日は、「技術者倫理」です。

定義は下記の通りです。

「業務遂行にあたり、

公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮した上で、

社会、文化及び環境に対する影響を予見し、

地球環境の保全等、

次世代に渡る社会の持続性の確保に努め、

技術士としての使命、

社会的地位及び職責を自覚し、

倫理的に行動すること。」

また、

「業務履行上、関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。」

更に

「業務履行上行う決定に際して、

自らの業務及び責任の範囲を明確にし、

これらの責任を負うこと。」

と書いています。

倫理は

意識（モラール）から始まり、

規範である「倫理」

になったのです。

これは人の行動を律する種類としては、

「自立」

になります。

常識（社会秩序の維持）から、

法律になります。

これは、「他律」です。

この違いを理解しておくといいでしょう。

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「自立」である

倫理は、

修習技術者のための修習ガイドブックにこう書いています。

「「倫理」とは、

自律としての規範であり、

モラルや常識（社会秩序維持）のように、

個人が勝手に解釈をすることは基本的に許されない。

そのため、倫理には法（法律）のように絶対的な成文は存在しないが、

日本技術士会も含めた各学協会は技術士倫理綱領などによって、

技術者はこうあるべきだというものを示している。

コンプライアンス（法令遵守）が求められているが、

倫理に関しても組織における

倫理（組織倫理）だけでなく、

技術者としての倫理観を醸成することは、

社会への責任を果たす基本事項である。」

技術士になる人材は、

技術士法の理解が重要と書いています。

「技術者としての倫理観を醸成すること」

つまり、実践で使いこなすこと

が技術士には求められています。

ある程度人材のモラル感が重要になり、

その資質の有無を

口頭試験や

筆記試験で問うています。

技術士法の理解が

合格を生むのです。

結構受験では、

「技術士法？」

という人が多いです。

また、

理解の低さも目立ちます。

だから合格率が低いのです。

技術士法を理解し

実践できる人材が合格します。

その悩みを

解決する方法は、

技術士がよく知っています。

それに習うことが、

最短ゴールであることを知っておいてください。