2019年7月17日水曜日

【No593】技術士一次試験との違い~二次試験は記憶でなく考え方を問う


こんにちは、技術士@機械総監の赤星(hiro-PE)です。

1013日は、技術士一次試験です。

今後、一次試験についても書いてみます。

一次試験は、基礎知識を問う試験です。

基礎:大学の専門課程レベル。

部門:専門部門の基礎知識レベル。

適正:技術者倫理の常識レベル。

二次試験は、経験とその部門・業務の知識を応用する能力を問います。

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技術士二次試験は、

一次試験の知識をもって、

二次試験に必要な能力があることを

論文で示します。

一番の違いは、

一次試験は「択一式」。

二次試験は「記述式」

です。

でも記述するには、一次試験の知識が重要です。

科目別に特徴を述べます。

基礎問題は、エンジニアとして知ってほしい内容です。

問題としての変化がなく、

過去問の流用度も高いため、

理工系の知識があれば、

過去問の攻略で50点は取れます。

過去問を解くときの知識確認には、

下記の参考書をお薦めします。


適正科目は、

私がもっとも重要と考える試験です。

ここでの技術士法の理解がおすすめです。

技術士二次試験では、

この技術士法の理解なくしては

合格できません。

試験範囲は、

技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性

ですが、

技術士法第1章にある

1条と2

は意識して読んでください。

1条は、

技術士(法)の目的

2条は、

技術士の定義

です。

一次試験の位置づけは、

技術士になるための第1段階の試験

です。

知識だけでなく、

品質偽装や不正などについて

厳しい評価と行動ができる人材を

合格させたいです。

100点狙いでしっかり学習しましょう。

専門は、

技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題

が出題されます。

これが苦手な方が多いです。

理由は2つあります。

1つ目は、教科書にないこと(文献が散見する)

2つ目は、範囲が広いこと。

1つ目は、知識の整理整頓ができないことです。

解決策は、下記のような参考書を使うこと。


過去問を解いて理解度を深めることです。

効果として、仕事に直結する基礎知識となります。

二次試験だけでなく、

業務に直結する「効果」

を意識してみてください。

その知識は、

技術士二次試験にも役立ちます。

技術士一次試験を受験される方は、

技術士になるための基礎をこの試験で

学んでください。

そして、実践して

二次試験に挑んでください。

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