こんにちは、技術士@機械総監のひろっぺです。
「総合技術監理部門」を書いていきます。
今日は「技術の不祥事事例について」です。
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口頭試問QAは、
過去ブログ「No335~No393」を参照ください。
振り返っていただき、ブラッシュアップしてください。
確実に役立つ情報です。活用ください。
最近目に付く、
企業の不祥事。
品質問題がクローズアップされていますね。
当然、総監の試問も想定しておかなければなりません。
倫理面は、20部門で確認されますが、
ここでは、
「総監」としての資質確認だと考えてください。
当然、倫理も暗黙の中で評価はされていますが。
例えば、
『利益』のために『公益』を軽視した結果の改ざん(故意)
での問題点を考えてみましょう。
Q: JR北海道レール幅データ改ざん
背景として、コスト重視:資金不足・人材不足、設備保全体制の不備
が考えられます。
問題点は何でしょうか???
①経済性管理:ミスや改ざん等見逃し・リソース不足
②人的資源管理:技術情報の重要性に対しての考え方に対するスキル不足
③情報管理:情報の識別方法と管理不足
④安全管理:要求品質・リソース配分・外部影響に対するリスクマネジメントが不十分、安全・安人のための広報不十分
⑤社会環境管理:外部環境負荷軽視
のような感じです。
事前対応として、
①経済性管理:重要性の高い検査の
高度化(自動化)・多重化(各工程の検査等)
による外部流出防止と
品質確保(コスト増とのトレードオフ)
人材不足には、LCCでのリソースの最適化も視野に入れる。
②人的資源管理:技術情報に対する重要度の認識を
理念的インセンティブの付与等から行為抑止意識の推進
③情報管理:情報収集と識別基準の見直し、
DB投稿時の承認を追加して、
偽装情報が外部流出しない仕組みを作る。
④安全管理:情報に関するリスクアセスメント・リスク対策の
一連のリスク管理の実施、危機管理体制の再検討。
⑤社会環境管理:設計品質へISO14001の仕組みを
利用してDRでの照査を追加する。
が考えられます。
これも20個ほど想定してください。
同類の事例は、
ほぼ同じ問題点と事前対応で解決できます。
筆記問題と同じです。
難しく考えないこと。
これが総監脳には大事なのです。
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