こんにちは、技術士@機械総監のひろっぺです。
「総合技術監理部門」を書いていきます。
今日は「意思決定論(総合管理技術)」です。
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口頭試問QAは、
過去ブログ「No335~No393」を参照ください。
振り返っていただき、ブラッシュアップしてください。
確実に役立つ情報です。活用ください。
総監受験の模擬試験時に「総合管理技術で重要なのは?」という問いに
「意思決定論」です。
と答えました。
「意思決定とは、行為を遂行するに際し、
いくつかの行為の代替案の中から一つを選択することである。」
と青本には書いています。
つまり、意思決定無くして事業は進まないのです。
「組織における意思決定は、通常次のようなプロセスで行われる。」
ともります。
(1)情報の収集
意思決定の対象となる問題の識別
(2)代替案の設計
問題解決の代替案を列挙
(3)選択
一定の評価基準により代替案の中から最適なものを選択
(4)再検討
選択した代替案の実行結果の分析及び再評価
ここで特に重要なのは、
「① 目標を達成すると考えられる代替案を列挙」し、
「②各代替案が生み出すであろう結果を予測」し、
「③予測された結果を目標に照らして評価し効用指標を得る」
という過程と書いています。
つまり、
「目標達成のためのいくつかの施策に対して、
合理的な結果をえること」
です。
②の結果の予測については、
「このとき、各代替案に対する結果を予測しなければならないが、
このとき大きく分けて次のような状況があり得る。」
となっています。更に詳細は以下(1)~(4)です。
(1)確定条件下の意思決定
ある代替案を選択したとき、ある特定の結果が生じることが明らかな場合
(2)リスク条件下の意思決定
ある代替案を選択したとき複数の結果が生じる可能性があるが、
それらの結果が生じる確率が既知の場合
(3)不確実条件下の意思決定
ある代替案を選択したとき、起こり得る結果の集合はわかるが、
個々の結果の起こり得る確率が未知の場合
(4)その他
ある代替案を選択したとき、起こり得る結果の集合すらわからない場合
その代替え案の満足度は、効用(utility)としています。
「日標を達成すると考えられる全ての代替案を列挙できれば、
それらの結果を予測し、その塾用を比較することで最適決定を行うことができる。」
当たり前ですが、そうですね。
現実的なレベルは下記の通り。
「しかし全ての代替案を知るためには相当の努力が必要で、
それによって得られる追加の効用はそれほど大きくはない。
そこで、代替案を一つずつ検討し、そこから導かれる結果の効用が
ある満足水準を超えた代替案が見つかればその代替案で満足する、
という形の意思決定方法が満足決定である。
このような方法は現実的ではあるが、結果の予測と
その効用の評価を十分に行う必要があることは当然である。」
つまり、プロジェクトの特性を勘案し、
ある程度の状態で満足させる状態へ導くのが、
総監技術士には求められています。
私はリスクマネジメントに続く、
大事な技術と考えています。
皆さんもどれが大事か考えてみてください。
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