2018年12月11日火曜日

【No405】技術士二次試験 口頭試験対策!! ~技術士総合技術監理部門!!意思決定論(総合管理技術)~


こんにちは、技術士@機械総監のひろっぺです。

「総合技術監理部門」を書いていきます。

今日は「意思決定論(総合管理技術)」です。

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口頭試問QAは、

過去ブログ「No335No393」を参照ください。

振り返っていただき、ブラッシュアップしてください。

確実に役立つ情報です。活用ください。

総監受験の模擬試験時に「総合管理技術で重要なのは?」という問いに

「意思決定論」です。

と答えました。

「意思決定とは、行為を遂行するに際し、

いくつかの行為の代替案の中から一つを選択することである。」

と青本には書いています。

つまり、意思決定無くして事業は進まないのです。

「組織における意思決定は、通常次のようなプロセスで行われる。」

ともります。



(1)情報の収集

意思決定の対象となる問題の識別

(2)代替案の設計

問題解決の代替案を列挙

(3)選択

一定の評価基準により代替案の中から最適なものを選択

(4)再検討

選択した代替案の実行結果の分析及び再評価



ここで特に重要なのは、

「① 目標を達成すると考えられる代替案を列挙」し、

「②各代替案が生み出すであろう結果を予測」し、

「③予測された結果を目標に照らして評価し効用指標を得る」

という過程と書いています。

つまり、

「目標達成のためのいくつかの施策に対して、

合理的な結果をえること」

です。

②の結果の予測については、

「このとき、各代替案に対する結果を予測しなければならないが、

このとき大きく分けて次のような状況があり得る。」

となっています。更に詳細は以下(1)~(4)です。



(1)確定条件下の意思決定

ある代替案を選択したとき、ある特定の結果が生じることが明らかな場合

(2)リスク条件下の意思決定

ある代替案を選択したとき複数の結果が生じる可能性があるが、

それらの結果が生じる確率が既知の場合

(3)不確実条件下の意思決定

ある代替案を選択したとき、起こり得る結果の集合はわかるが、

個々の結果の起こり得る確率が未知の場合

(4)その他

ある代替案を選択したとき、起こり得る結果の集合すらわからない場合



その代替え案の満足度は、効用(utility)としています。

「日標を達成すると考えられる全ての代替案を列挙できれば、

それらの結果を予測し、その塾用を比較することで最適決定を行うことができる。」

当たり前ですが、そうですね。



現実的なレベルは下記の通り。

「しかし全ての代替案を知るためには相当の努力が必要で、

それによって得られる追加の効用はそれほど大きくはない。

そこで、代替案を一つずつ検討し、そこから導かれる結果の効用が

ある満足水準を超えた代替案が見つかればその代替案で満足する、

という形の意思決定方法が満足決定である。

このような方法は現実的ではあるが、結果の予測と

その効用の評価を十分に行う必要があることは当然である。」



つまり、プロジェクトの特性を勘案し、

ある程度の状態で満足させる状態へ導くのが、

総監技術士には求められています。



私はリスクマネジメントに続く、

大事な技術と考えています。

皆さんもどれが大事か考えてみてください。




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