今日も、専門とする事項について述べていきます。
専門とする事項は、技術士取得後は
どこにも記載することはありません。
名刺に記載するのは、「部門」までです。
では、受験時に
なぜ、専門とする事項を具体的に記載するのかについて述べます。
ずばり、
「口頭試験時の名刺」
です。
あなたの経歴を
一言で表した内容が
この専門とする事項です。
口頭試験は、試験官と初対面となります。
業界が狭いと、お会いしたことのある人も
試験官にいたようですが、
おおよそ、初対面のはず。
会社でも名刺交換するとき、
○○会社、××部の△△です。
という風に名乗ります。
その「○○」であり「××」です。
何を専門として取り組んできたのか?
そのキャリアの根拠は?
専門家としての部門・科目の応用能力は?
など・・・
口頭試験の最初のトリガーとして使われます。
だから、できるだけ得意なことを
わかりやすく伝える書き方が重要です。
口頭試験では、
「専門とする事項は◎◎です」
といちいち説明しません。
試験官はその記載1つを起点に、
想定質問してきます。
それが、選択科目や部門とのズレ
があれば、即不合格です。
専門とする事項は、口頭試験の名刺になります。
大事に作り上げてください。
企業や組織でいう
「顔」
ですから。
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