2018年8月10日金曜日

【No.282】 先走り!?平成31年度技術士二次試験対応~二次試験の受験申込・受験資格要件!?~


技術士になるには、

どの部門でもいいので、

一次試験を合格するか、

JABEE認定の学校を卒業する

ことが必要です。

2つのうちのどちらかで、

「技術士補」

となる資格を有することになります。

更に、下記のいずれかに該当しなければなりません。

1)技術士補として技術士を補助したことがある者で、

その補助した期間が通算して次に定める期間((2)

期間を算入することができる。)を超える者。

・総合技術監理部門を除く技術部門 4

・総合技術監理部門 7

2)科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する

専門的応用能力を必要とする事項についての

計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)

又はこれらに関する指導の業務を行う者(1)の監督(2)の下に

当該業務に従事した者で、

その従事した期間が技術士補となる資格を有した後、

通算して次に定める期間((1)の期間を算入することができる。)

を超える者。

・総合技術監理部門を除く技術部門 4

・総合技術監理部門 7

(1)7年を超える業務経験を有し、

かつ受験者を適切に監督することができる職務上の地位にある者。

(2)受験者が技術士となるのに必要な技能を修習することができるよう、

指導、助言その他適切な手段により行われるもの。

3)科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する

専門的応用能力を必要とする事項についての

計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)

又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が

通算して次に定める期間を超える者。

・総合技術監理部門を除く技術部門 7

・総合技術監理部門 10

(既に総合技術監理部門以外の技術部門について

技術士となる資格を有する者にあっては7)

なお、(1)(3)のいずれにおいても学校教育法による

大学院修士課程(理科系統のものに限る。)

若しくは専門職学位課程(理科系統のものに限る。)を修了し、

又は博士課程(理科系統のものに限る。)に在学し、

若しくは在学していた者にあっては、

2年を限度として、

当該期間からその在学した期間を減じた期間とする。

※技術士会HP「平成30年度 技術士第二次試験の実施について」抜粋



多くの受験生は(3)であろう。

技術士は約8万人いる。

多くが、企業内技術士。

合格平均年齢40歳前後から考えて、

初受験は、大学卒業後7年は経っている

人が多い。

若い人、例えば27,28歳でもいるが、

大学院2+実務5年が多い。

今まで、受験まで2年あるので

どんな試験か知りたいという人にもあった。

一意見ではありますが、

技術士は年齢が若いうちに取るべき資格です。

理由は、

1)経験の吸収の仕方が異なってくることで、

240代以降の技術とのかかわり方やマネジメントに一目置かれ、

3)個人のブランド構築が進むことで、

4)自由な職業選択が可能になる。

です。

20代は、経験と知識の融合をすることが重要です。

過去からも同じです。

しかし、視点が課題解決の

近視眼的でかつ対処療法でない方策を

提案できる技術士は、

試行錯誤をする時間を

短くしてくれます。

その経験は、後継者育成だけでなく、

組織の継続的発展をもたらします。

つまり、出世します。

組織の様々なしがらみを無視すれば、

出世しないとおかしいでしょう。

人生の選択肢を広げるための資格として、

技術士は有効だと考えます。

話しを本題に戻すと、

どうして受験資格要件があるのか?です。

単に、

「社会で通用する専門知識の活用は、

実務経験でしか得られないから」

だと考えます。

その期間の設定が

一般部門4年、

総監7

なのでしょう。

ただし、単なる経験者では、

一般部門7年、

総監10

となっています。

技術士の管理監督下であれば

短期間となります。

技術を使いこなす能力は、

指導者の力量に大きくかかわる部分でもあります。

当然、自らの力量や精神も重要です。

受験を考える方は、

自らの力量や精神はお持ちでしょう。

だから、外的環境である

監督官の違いで期間が異なっているのです。

でも、上司は選べません。

個人の力量UP、精神を他者へ依存して

成長をする方法があります。

それが、技術士受験仲間であり、

我々講師陣です。

内部環境に疲弊せず、

外部環境をうまく使い、

本当の要件

「社会とのつながりを表現できる技術者」

を満たして、

技術士となってください。

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