口頭試験は、以下の内容です。
Ⅰ 受験者の技術的体験を中心とする経歴 の内容及び応用能力
Ⅱ 技術士としての適格性及び一般的知識
20分で上記の内容について問われます。
業務経歴は「Ⅰ」で資料として用いられます。
経歴の内容については、
①部門・選択科目との合致
②応用能力
です。
①は、No280でも述べたことを確認されます。
1つ注意点があります。
それは、
業務5つともが
部門と科目と一致する必要がないこと。
最近の業務2つまたは
3つは合致してほしいですが、
他は、他の科目または部門で
専門的応用能力を発揮した業務
つまり、幅広い業務を経験し、
今は、○○の専門家として
活躍します!!
という流れができればいいのです。
私も転職2回しています。
やっている業務は様々です。
機械設計だけではありません。
機械以外のこともしました。
それらを含めた経験をもって、
機械設計の技術士として
認めてほしい!!
という思いで経歴を作りました。
皆さんもこの
「思い」をもって
選択科目や部門を決めてください。
②は業務プロセスが
部門・科目の専門知識と
業務の専門知識と経験から
合理的に導かれているのか?
という課題解決能力と
それを実行する能力が
他の業務にわたって継続的に行える人材か?
を問われます。
産業界で
技術士の地位向上をするには、
成果を上げることです。
そのためには、
いち業務だけでなく、
継続的に成果を上げる
合理的でかつ論理的な
思考能力と実行する能力、
行動力が重要です。
だから、成果には
展望も重要なのです。
業務経歴720文字しかありません。
たった720文字で①②を確認するのです。
だから、わかりやすく書くことが
大事なのです。
時間があれば、トコトン聞けばいい。
しかし20分しかない中で、
いかに技術士の資質を
確認してもらえるかがポイントです。
しっかり準備したもの勝ちです。
業務経歴票の大事さを再認識してください。
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