2018年8月8日水曜日

【No.280】 先走り!?平成31年度技術士二次試験対応~二次試験の受験申込・詳細テーマ選定!?~


棚卸と部門・科目選定がおおよそ終われば、

経歴票に書く720文字のテーマを選定します。

また、経歴5行にまとめる時にも使えます。

テーマ比較の注意点としては、以下になります。

①思い入れで決めない。

 賞を取った、一人でやり遂げた(達成感)など、

 様々な思いがあるでしょう。

 思い入れがあるから、他の人が見ても

 「すごい」と感じてもらえる・・・

 というのはNGです。

 問われているのは成果でなく、

 部門や科目の専門家であり、

 それを応用した専門とする事項の

 第一人者であることを知りたいのです。

②成果が目立つもので決めない。

 ①同様です。

 社長賞などの功績で決めないこと。

 一企業での成果も重要ですが、

 それはチームで成し遂げたこと。

 その中で主体となり、かつ

 技術的な課題解決策を

 専門知識を用いて

 応用したことで解決したことを

 示すことを忘れないでください。

③主体的でないものは選ばない。

 ②のように企業での功績は、

 チームになります。

 それを達成するために

 技術的な課題があったと思います。

 その中で主体となったことは何か?

 それが小さなことでも、

 プロジェクトには重要なのです。

④できるだけ近々の業務を選ぶ。

 あまり古いと、今の業務について

 聞きたくなります。

 技術士相応のことを

 今はしていないのか?

 なぜ、この古い行なのか?

 など・・・

 疑念を持たれて、

 20分という短い時間で

 加点することに足を引っ張る

 ような行為になりかねません。

⑤アピールポイントがわかりやすい。

 コンピテンシーにあるコミュニケーション能力です。

 「技術士って何か知ってますよ!」

 がストレートに書いている論文が

 わかりやすいのです。

⑥効果が社会とのつながりをイメージしやすいこと。

 会社の評価≠社会の評価

 です。

 会社の評価は、一つのプロジェクトに関する評価です。

 技術士は、再現性を求めます。

 異なる課題に対しても

 同等の成果を上げることが重要です。

 そのような技術者を技術士として

 認定する試験なのです。

⑦部門・科目とのつながりが明確で、創造性がある。

 当然、選択した部門と科目に相違があると、

 資質はあっても能力について合致しないとされます。

 もったいない話です。



細かく書けばもっとありますが、

この程度を考えてください。

選定として

例えば、

①~⑦を5点満点とし

合計点数の高いもの1,2番を

候補にする、というのもありです。

指向性分析です。

数字の根拠は

主観的になりますが、

できるだけ、何回も見直してください。

このような作業は今しかできません。

3月になってからは

全く余裕がなくなります。

しっかり準備をしておくように。

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