2018年8月6日月曜日

【No.278】 先走り!?平成31年度技術士二次試験対応~二次試験の受験申込・棚卸リスト!?~


棚卸リストをプレゼントします。

ぜひ、口頭試験待ちの受験生も

連絡フォームからご応募ください。

口頭試験でも役立ちますよ。

では、リスト化する前に

「総監を除く20部門」

での注意事項を記載します。

なお、筆記試験直後の受験生にも

11月から始まる口頭試験対策として有効です。

なぜなら、4月に提出した業務経歴票は、

必ず不備があるからです。

4月の時点で、技術士相応の

論文を書ける人はまれです。

また、7月の筆記試験までの

勉強により、実力がついて

技術士相応の考えになる人が

筆記試験合格者になります。

そのため、この時期に

業務経歴票を見直すことをお薦めしています。

去年まででも、口頭試験の業務説明時に

720文字の意図からずれないように

口頭で技術士相応の内容になるよう

訓練していただいた方がいます。

経った2か月でそこまでもっていくには

ほぼ、マンツーマン対応です。

今から準備をお薦めします。



1)結果ではなく、「業務プロセス」が重要。

 コンサルタントとして、結果は重要ですが

 「再現性」のある結果を残すためには、

 プロセスで発揮された技術力が重要です。

 異なる業務でも求められる結果レベル

 に対応できる能力があることを示すには、

 この「業務プロセス」が合理的でかつ

 論理的でなければならないからです。

 ただし、「何を実施したか」という視点でなく、

 部門や科目、業界の専門知識を使って、

 どのように考えたのか?を技術的視点で

 論じてください。

2)技術士法第2条の6業務を実施・指導したことか?

 技術士法第二条には、

 技術士の定義が書いています。

 定義には、

 「高等の専門的応用能力を必要とする事項」

 についての

 ①計画

 ②研究

 ③設計

 ④分析

 ⑤試験

 ⑥評価

 を実施・指導した者をいう。

 となっています。

 つまり、この

 6フレーズを必ず意識した棚卸を

 しなければなりません。

3)部門・科目を意識すること。

 選択する部門・科目とのつながりを

 考えてください。

 今はざっくりで結構です。

 意識するところは、

 「業務プロセス」です。

 ここがどんな専門知識で

 どのような経験が必要なのか?

 それは、どの部門・科目の

 ことなのか?です。

 今から意識しましょう。

4)将来性

 社会との連続性を示すこと。

 具体的には、

 業務をすることで

 社会は将来どのようになるのか?

 また、この考えを他に応用したことで

 ご自身がどのような貢献が期待できるか?

 です。

 継続的な貢献が重要です。

 1つの業務が終わりでなく、

 この業務から得た知識や経験を

 次に活かす姿勢があり、

 社会貢献がイメージできるか

 がポイントになります。

以上の注意事項を含めてリスト化してください。

具体的なリストにすべき項目は、以下になります。

ただし、平成30年までの内容です。

平成31年度の試験要綱等で再確認は必要ですが、

準備としては十分でしょう。

なお、下記のシートをプレゼントします。

申し込みフォームで申し込みください。

【業務棚卸リスト】

1)概要・立場・役割

 ①業務概要:業務の目的や目標・技術内容です。

  目的は、抽象的でかつ成し得たい(前提、ニーズや願望)こと。

目標は、対象が明確で数値化(具体化)でき、

効果が高いとわかる(手段がわかっている)こと。

できるだけ、メインのことに絞ること。

 ②立場:主任技術者、設計主担当、技術責任者など「主担当」であることを示す。

 ③役割:主体的に取り組んだ6業務の内容です。

2)技術的課題と問題点

 ①技術的課題:目標達成のためにすべき技術的な要件

  ここで、課題に至った制約条件が必要。

  ここでは、複数出すこと。

 ②問題点:制約条件でなく、技術的な要件を阻害する

  原因・要因といったボトルネック。

ここでは、複数出すこと。

ただし、目標・課題と問題点のつながりを

忘れずに。

3)技術的解決策

 ①問題を解決する部門や科目に応じた解決の方向性

 ②着眼した経緯

 ③その方向性の具体的な内容(実際に行ったこと)

 ここでは、複数出すことをお薦めします。

 ただし、問題点との連続性を忘れずに。

4)成果

 ①問題点に対する結果

 ②だから課題はどうなった?

 ③目標はどのようになった?

 ④目的はどのレベルで達成した?

 ⑤社会的貢献度(社会との連続性)を意識した(期待)成果

 何個書いても結構ですが、

解決のプロセスの一貫性を重視してください。

ここでは、細かな業務のタイトルまで作成しません。

あくまでも、業務の棚卸です。

技術的な内容や目的・目標・課題・問題点・解決策・成果

の整理をメインにしてください。

全て書けないのは当たり前です。

目的は、ご自身の業務がどれだけあり、

それが経歴5+詳細としての候補として

成りうるか?という視点です。

細かなことは、順次述べていきますので

お楽しみに。

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