2018年7月27日金曜日

【No.268】 先走り!?平成31年度技術士二次試験対応~二次試験の概要(2)!?~


つぎに筆記試験の違いや問われている内容を整理します。

必須科目の違いは、

①時間 

平成24年まで2時間30

平成31年から2時間

平成24年度との違いは、

資料問題ではなく、テーマの設定があり、

それに対して答えさせる設問となる。

読ませる問題は、骨子作成時間が大幅に必要になります。

そのための30分がなくなっています。

単に早く書くことをするためではないと考えます。

つまり、平成30年までの選択科目

のような形式で、部門全体に関する

テーマになるでしょう。

②問題の種類

 平成24年までは、

 論理的考察力と課題解決能力

 平成31年からは、

 専門知識、応用能力、問題解決能力

 そして、課題遂行能力

 です。

 専門知識は、部門全体の俯瞰的な知識を知りつつ、

 それらの課題設定を多面的に分析し、

 課題から設定した問題を解決する合理的な

 解決策の方向性を部門の知識で設定し解決する。

 そして、解決策は、課題を遂行できる

具体的な内容、つまり「業務と社会の連動」

がわかるように示した論文であること。

これは、平成24年までと

同じです。

定義が具体的になっただけです。



また、選択科目Ⅱは、

3枚になります。

想定は、

600文字 + 1200文字論文

600文字論文 3

1800文字論文

です。

問題の種類から考えて、

①か③になります。

①なら平成30年同様。

たぶん、①でしょう。

概要には-1、Ⅱ-2

とするような書き方なので。

③なら、平成24年までと同様。

選択科目に関する

新たなテーマ(技術課題など)について、

自らの過去の知見や専門知識を考察し、

解決策の仮説を設定し、

裏付けとなるデータを示し、

検証したうえで、

解決策を実施する能力

です。

日々の業務プロセスを適用して、

応用能力として示す訓練が重要です。



最後に選択科目Ⅲです。

これは、平成30年までと同じです。

必須科目Ⅰと同じような論理展開です。

選択科目ⅡとⅢは同じ時間内での解答になりました。

1枚論文=30分削減

程度と考えて問題ないでしょう。

配点の変化はあまり気にすることはありません。

どちらも6割(A判定)とれる論文を作成

することが重要です。

上記を踏まえて、

適切な準備をしてください。

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