2018年7月24日火曜日

【No.265】 先走り!?平成31年度技術士二次試験対応~変更の背景(コンピテンシー)!?~


今回の試験改定で、明確に示されたことの一つが

コンピテンシー

です。

最後にプレゼント告知があります。

最後まで読んでください。

以下に記載します。

<技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

専門的学識

 ・技術士が専門とする技術分野(技術部門)の業務に必要な、

技術部門全般にわたる専門知識 及び選択科目に関する
専門知識を理解し応用すること。

 ・技術士の業務に必要な、我が国固有の法令等の制度
 及び社会・自然条件等

に関する専門知識 を理解し応用すること。



 問題解決 

・業務遂行上直面する複合的な問題に対して、
 これらの内容を明確にし、調査し、

これらの背 景に潜在する問題発生要因や
制約要因を抽出し分析すること。

・複合的な問題に関して、
 相反する要求事項(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済 性等)、

それらによって及ぼされる影響の重要度を考慮した上で、
複数の選択肢を提起し、

れらを踏まえた解決策を合理的に提案し、
又は改善すること。



 マネジメント

・業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、
 品質、コスト、納期及び生産性 とリスク対応に関する要求事項、
 又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サー ビス等)
 に係る要求事項の

特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)
を満 たすことを目的として、
人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。



 評価

・業務遂行上の各段階における結果、

最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、

次段階 や別の業務の改善に資すること。



 コミュニケーション

・業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、
 雇用者、上司や同僚、

クライアントやユーザー 等多様な関係者との間で、

明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。

・海外における業務に携わる際は、
 一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、

現地の 社会的文化的多様性を理解し関係者との間で
可能な限り協調すること。



 リーダーシップ 

・業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、
 多様な関係者の利害等

を調整し取り まとめることに努めること。

・海外における業務に携わる際は、
 多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、

プロジ ェクト等の事業や業務の遂行に努めること。



 技術者倫理 

・業務遂行にあたり、公衆の安全、健康及び福利を
 最優先に考慮した上で、

社会、文化及び環 境に対する影響を予見し、
地球環境の保全等、

次世代にわたる社会の持続性の確保に努め、

技術士としての使命、社会的地位及び職責を自覚し、
倫理的に行動すること。

・業務履行上、関係法令等の制度が求めている
 事項を遵守すること。

・業務履行上行う決定に際して、
 自らの業務及び責任の範囲を明確にし、

これらの責任を負う こと。



 継続研さん 

・業務履行上必要な知見を深め、
 技術を修得し資質向上を図るように、

十分な継続研さん  (CPD)を行うこと


上記は、各筆記試験において

評価項目として記載されています。

十分に注意してください。

例えば、Ⅲ選択科目では、

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち,

専門的学識,問題解 決,評価,コミュニケーションの各項目

とあります。

評価の波及性を配慮した業務改善(展望)や

意思疎通による意思決定の円滑化(論文のまとまり、つながり)

を求めています。

過去の試験と大きくは変わりませんが、

明文化されたことで

はっきりと見えてくると思います。

是非、読みこんで求められている

資質能力を発揮する論文作成をしてください。

合格への第一歩であり、

これが腹落ちしないと

合格論文が書けないと考えてください。

最後まで読んでいただいたので、

平成31年度出題内容をまとめた

出題内容マップを無料で進呈します。

ご希望の方は、

連絡フォームからお願いします。

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