2018年7月9日月曜日

【No250】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン5.0】これだけ!?10日でできる!筆記(総監)の書き方!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

シーズン510回目は、「筆記論文対策!!事例」です。

平成27年度の実際に作成した「骨子」の事例のみ紹介します。

論文事例より、骨子の方が役立つとの判断です。

<骨子> 

1.       対象とするプロジェクトと国際イベントの内容

1)想定する国際的イベント:
           国際展示会(半導体・IoTM2M技術総合展)

2)対象とするプロジェクト:
           高精度半導体製造装置の開発

  目的:機器の高性能・省エネルギー・小型化・動作の高速化を
                    可能とする半導体線幅10nm以下を生産できる
                     高精度半導体製造装置の開発

  事業期間:国際展示会(2017年開催)までの
                            約2年間で顧客評価機出荷・評価

  予定される成果:展示会終了後、半導体線幅7-10nmの
                                       半導体量産装置の受注が開始され、
                                     その半年後には20装置/月の出荷を見込む。

3)プロジェクトが置かれている状況・環境

   グローバル化により我が国の市場規模は縮小傾向で、
           我が国の半導体製造装置は、競争力が低下している。

   ⇒高品質・安全確保・環境負荷低減に配慮した製品開発を推進し、
             「製品の高度化」による差別化が重要課題となる。

4)プロジェクトと国際イベントとの関連付け

   国際展示会も我が国では規模が縮小傾向。中国、アメリカ、
            台湾、韓国といった市場規模が大きな国での展示会規模が
            大きくなっている。

   本展示会をきっかけに、開発目標である「高品質品」装置を
             発表・発売し、我が国の活力ある経済社会を構築する自動車
             産業に次ぐ輸出産業にして、展示会規模を拡大し、
             持続可能な発展を構築できる
5)イベント終了後にプロジェクト成果が置かれている予想状況

   試作機を顧客へ納入し、評価が始まる
   ⇒量産品質・納期・コスト(QCDの最適化)の
    別ステージ(量産フェーズ:別組織)へ

<ここまでで、2枚目の2行目ぐらい>



2.       対象プロジェクトの推進

1)主要な作業ステップとその留意点(課題)

 1)顧客仕様の確認:
   品質確保(機能・性能・安全・環境)⇒経

 2)市場調査:
   TCO VS市場性 ⇒経

 3)仕様・試作:
   品質確保、納期厳守、安全確保、外部環境負荷低減
   ⇒経、安、社

 4)量産設計(別ステージ):
   QCDの最適化(メンテナンス、LCC設計) ⇒経、社

2)取り上げる主要なリスク  


以上、3枚(最終行まで)

3.       リスク分析とリスク対応(※3)、4)各1枚)

図1に示すリスク図から対象とするプロジェクトに
大きく影響を与えるリスクは、3)、4)である。



以下に、それらのリスク分析と
プロジェクト期間中にとるリスク対応策を述べる。







以上、各1枚(合計2枚の最終行まで)



整理整頓には、「表」は最適です。

また、リスク評価の部分は上記の表にしました。

方向性を見失わないように活用してください。

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