受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
シーズン5の8回目は、「筆記論文対策!!骨子の重要性」です。
骨子は、論文の羅針盤です。
具体的には、
①全体の流れの整理整頓
②応えるべき項目の見える化
③チェック
です。
①の手順は下記の通り。
・最初の長い文章から、テーマを切り取ります。
・テーマに沿った科学技術(プロジェクト)について、
顧客要求事項や社会的要求事項を記載します。
・プロジェクトに必要なリソースを4Mで考えます。
・プロジェクトの置かれている
内部環境
外部環境
を記載します。
・以上を踏まえた最重要管理項目を設定します。
・最重要管理項目が達成できないリスクを
5管理で述べます。
ここまでを問題(1)の骨子となります。
基本毎年同じです。
問題に合わせてアレンジしてください。
ここまでを準備します。
ただしテーマは複数あるので下記の3つは想定しましょう。
①BCP
②品質不具合
③自然災害
問題(2)以降はリスク解析やリスク評価になります。
問題に合わせて回答する骨子を作ります。
次に②応えるべき項目の見える化ですが、
問題を進めていくと書いている内容が
骨子から脱線する場合があります。
理由は、
書いているうちに考えるから。
良くしたいという想いもあり、
アイデアが出てくるような状態・・・・
アドレナリンいっぱいの中で出てきた言葉や
内容は魅力的になります。
それは、書きたい内容だからです。
ここは、一呼吸おいて・・・・
考えてください。
そもそも上流の構成はできています。
そこから大幅な変更をするにはリスクがあります。
冷静になって見直しをするために骨子を見つめる・・・
それでも直すべきであれば、
時間や下流の流れなどを考えて修正してください。
安易な変更は命とりです。
十分に注意してください。
最後の③チェックですが、
②同様に要所要所のチェックです。
冷静になる時間を持つこと。
そして、ずれていたら直す勇気。
直す量を最小限にするために骨子は重要です。
骨子の活用方法が、
合否を分けるともいえます。
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