2018年6月28日木曜日

【No239】<技術士あるある臨時版> 【技術士二次筆記対策シーズン4.0】これだけ!?10日でできる!筆記(選択科目Ⅲ)の書き方!!


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

シーズン49回目は、「課題解決能力のPDCA」です。

今日は課題解決能力を示すための方法、

PDCAサイクル

について記載します。

No219229でも書きましたが、

P:計画

D:実行

C:評価

A:改善

です。

計画には、

業務を整理する。

内容は、専門とする業務の定義、

社会的キーワードにおける課題・問題点・解決策・展望、

そして、展望には「リスク」を含む

記載をする。

というもの。

実行は、

計画した内容を実際に行うこと。

評価は、

進捗状態と

計画通りの内容が狙い通りか?

過不足ないか、など

です。

改善は、

評価を踏まえて計画とのギャップを

埋める新たな計画するための改善

を検討します。

そして、計画に戻ります。

ここで多くの人ができないのは、

評価と改善です。

途中で、何をしていいのかわからない。

時間がない中で、本当にこれでいいのか??

という風に評価が正確にできない。

応用能力でも述べましたが、

それは、

「計画」

に問題があります。

計画では、

専門とする業務の定義

を決めました。

しかし、いろいろある中で

何を定義するのかわからない。

なぜ、課題・問題点・・・・

何が、課題・問題点・・・

という計画自体に

抽象度が多い場合に陥ります。

特に、製品の定義はなかなか定まらない。

ポイントは、720文字論文を活用すること。

必ず

「背景」

「定義」

「目的」

「目標」

といった

「概要」

を記載しましたね。

これは、回答の道標的なものになります。

これがないと、回答自体の

裏付けが取れないからです。

読み手と回答者との

コミュニケーション

を成立させるために重要なことです。

PDCAも同じです。

計画した当時の

「自分」と

今の

「自分」

は異なっています。

つまり、計画し実行すると

何らかの成長をします。

また、時間がたてば

試験時間までの時間も

当然、短くもなります。

そのため、

「別の自分」

が考えた計画にあいまいさが

あると、

評価が十分にできず、

焦るだけになり、

結局、何もできないという状態になります。

陥らないための方法として、

①目的(なりたいこと、やりたいこと)だけでなく、

②目標(定量的で、目的を達成するためにすべきことが明確な定量的内容がわかっている)

を決め、

③課題設定(目標とのギャップを埋めるためにすべきこと)

をしましょう。

今からでも大丈夫です。

720字を整理整頓して、論文で使える形に仕上げましょう。

また、応用能力との違いは、

「社会と業務との連動」を強く意識すること

です。

あなたの業務は、社会の困りごとと

どのようにつながっていますか???

たくさんの考えることはあります。

しかし、フリーズしない計画を立てる・・・

PDCAサイクルを円滑にするためのコツです。

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