受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
シーズン4の4回目は、「課題解決能力の活用準備」です。
No233でも述べた
「選択科目に関する多面的な問題」
あとは、No223、224に述べた
「業務の整理整頓」
です。
また、No213で述べた
目指すは、一目見たときに一貫性がある論文です。
そのために、準備すべきことを書きます。
解答パターンは、
①与えられた課題に対して、選択科目に関する多面的な問題分析
②業務の概要
※問題に対する目的・目標・制約条件など
③与えられた条件に関する選択科目における業務上の課題
④業務課題が達成できない問題点とその解決方法
⑤解決方法の評価(効果)
⑥解決することで発生する業務上のリスク
です。
業務の概要は、過去の業務資料を
精査して、オリジナルのものを作りましょう。
ポイントは、
指定課題に対しての分析(一般課題設定)
社会的な背景の裏付けとなるデータ収集
一般課題にしたいして、選択科目の業務で目指すこと
(目的と目標の明確化)
技術的課題に落とし込むための曖昧な表現の定量化
を示すこと。
他人が一目見て、
「わかったような気がする」
内容を目指してください。
そのためには
一般課題箇条書き5個の抽出
150字程度で完結させましょう。
一般課題と技術課題は、複数出します。
基本は、Q(品質)、C(コスト)、D(納期)、S(安全)、M(環境)
の5個からが無難です。
下記は一般課題ではない(目的)ので注意です。
例:少子高齢化、人口減少
世間では、課題という表現をしていますが、
課題とは、目標とのギャップや目指すところという視点に統一してください。
また、目標は目的達成するためにすべきことです。
No224でも書きましたが、
具体的には、ある製品の○○という部分が総コストの×%占めていて、
×部の何をどれくらい達成できればいいのか?
その「何を」は、選択科目に直結する技術業務のこと、
「どれくらい」がその目標値になります。
この目標値を達成するのに
現状と目標値とのギャップを埋める
具体的な業務ですべきことが技術的課題です。
効果ですが、
解決策を行うことでの効果です。
解決策は、問題を解決することから始まり、
問題が解決されれば、課題は達成できます。
そして、目標もいくらか達成できているはずです。
最終目的であることが可能になれば、
社会的な課題が業務をすることで解決できる・・・
という流れです。
根拠を含めて短文で3つ程度は書きましょう。
また、リスクは
実施した時に新たに発生する影響と考えてください。
No224でも書きましたが、
簡単な事例を挙げると、
コスト削減する軽量化を行ったことで、
振動発生リスクが増加するなど・・・
上記は、時間を要するので箇条書きを提案します。
骨子レベルまでにしておくこと。
骨子を頭の中で何回も整理整頓して、
本番で使える頭にしましょう。
本番は、資料なしです。
ご自身の頭の中が資料です。
今からトレーニングだと考えて、取り組んでください。
また、応用能力同様に
図表は、メモに書いた入りしてできるだけアウトプットしてください。
そうすれば、当日慌てずに済みます。
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