受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
シーズン3の7回目は、「骨子法活用」です。
事例を書きます。
【問い】
製品の軽量化材料として、従来の鋼より高強度な鋼、
比強度の高い金属材料や複合材料の適用が進んでいる。
製品開発の機械設計の責任者の視点で、
専門とする製品を大幅な軽量化設計を進める場合、
以下の問いに答えよ。
(1)製品を1つ定義し、適用する具体的材料を2つ挙げ、
その選定理由を述べよ。
(2)(1)のうち1つの材料について、設計において検討すべき
事項を述べよ。
(3)(2)を進める上での留意点を述べよ。
平成29年度の機械設計の問題(改)です。
【解答骨子例】
1.製品の定義
(製品)とは、・・・
キーワード:背景、仕様(材料)、目的、目標
⇒ 設計プロセスに必要な要件を示して、軽量化設計のフローを意識する。
⇒製品をどのように軽量化をするのか?という視点
2.適用する具体的材料・選定理由
(1)A6000系
適用箇所・適用理由(数値根拠等)
(2)・・・・
3.設計検討事項
選定材料:・・・
選定理由:・・・
検討プロセス:設計での検討事項
(軽量化の構造・コストなどの課題設定・問題点の提示)
⇒分析手法(解決策 4M分析、FMEA)
4.設計検討(解決策)を進めていく上での留意点
(1)コンカレントエンジニアリング
(2)DR
・・・・・
以上
記述配分は、1章と2章で300~450字。
3章は、450字。
4章は、300~450字。
1,2章はできるだけ簡素に図を使って字数短縮してください。
3章は、図表を入れてこれも字数短縮をしてください。
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