受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
3回目は、「できない自分を受け入れ、今できることをする」です。
1月のセミナーでの一言です。
ある方のセミナーを受講した時、
この言葉を聞いて次のことを考えました。
「できないことを言い訳に何もしていない自分がいるのでは・・・」
人はすべてのことを知っていません。
まして、すべてのことをこなせません。
だから個性があるのです。
受験生もそうです。
技術士試験は、
資格試験ですから、
他人と比べることが当たり前と考えていませんか?
他の資格試験とは異なる試験が技術士です。
この試験の前提は、
「技術士相応の考えを持っているかいないか?」
「技術的な裏付け・経験があるか?」
です。
専門知識は、部門や科目で技術者なら
知ってて当たり前の知識しか問いません。
この前提条件を
いかに文章化できるか?
が合格のボーダーラインになります。
技術士試験は、相対比較ではありません。
ただし、正確にはボーダーライン上(合格率調整)のところは
相対比較です。
このボーダーラインを上回ることを身に付ければ合格します。
あとは、知識の補充のみ。
順番は、表現力(国語力)→知識
です。
ただし、最低限技術者なのですから専門科目の用語数十個
は知っているという前提です。
今できないことは、
「論文を書くことができない」
ではなく、専門のことばを国語にできないことが問題なのです。
論文の体裁は、技術士の指導で2,3枚の論文を書ければ
合格論文になります。
それを手本に
国語力を訓練してください。
論文が書けないから、やらないのではなく、
技術士論文の体裁を調べ、
指導を受け
そして、それを元に国語力を鍛える
論文の作成をするだけです。
論文を書きながら、知識は勝手に補充されます。
だから「国語力」を身に付ける訓練さえしていれば
合格できる論文はできます。
「論文が書けない」
コトを言い訳に
「何もしない選択肢」
を選んではいけません。
今できることは、次の3つです。
技術士の「指導」を受け、
「模範論文作成数件」と
「国語力の養成」
に注視して
行動してください。
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