受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
論文添削をしていて、タイトルのような
「あいまい」
な文章が多いことに気づきます。
あいまいとは、
「定性的」
「相対的」
です。
「大きい」
「多くの」
「通常」
などなど・・・
平成28年総監の問題にもありました。
「相対的な表現は避け、できるだけ数値を用いて記述すること」
技術論文なのですから、
技術の裏付けとなる
「データ」
「根拠」
があります。
それを述べずに
定性的でかつ相対的な表現をするのはマイナスです。
特に、「相対的」の場合、
相手が何か明確にせず書かれている場合があります。
このような論文は、
「読者の想像に任せている」
ことになり、
ご自身の書きたかった、伝えたかったことと
前々異なる想像をされた場合、
「C判定」
とされてしまします。
先日も書きましたが、
論文は、
技術士試験官との
キャッチボールできる
唯一のツールです。
いかにご自身のことを
正しく
知ってもらうには、
どのような表現(国語)をすればよいのか?
想定は、ご自身の専門外の技術者だけでなく、
中学生、小学3年生、主婦など・・・
も想定すれば、
平易な文章表現になります。
その平易さに
「根拠」
となる
「定量的表現」
を加えれば、
キャッチボールは成功します。
技術の試験です。
忘れずに。
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