2018年5月8日火曜日

【No188】第2回_生産性向上その4~「景色」を変える~


おはようございます。

今日もお付き合いください。

「マンネリ化」

ってご存知ですか?

私は、

「当たり前のことに気づけない状態のこと」

と考えます。

今までの知識や経験、そして自信やプライド・・・・・

世の中の流れや時代の気分や雰囲気、市場の求めるトレンド

は日々変化しています。

例えば、手順書やマニュアルが整わなかった時代は、

先輩のやり方を盗むことが重要でした。

そして、時間をかけて成長する時代でした。

終身雇用制という時代は、

中長期の人の育成方法として常識としていました。

しかし、ISO9000シリーズ所得が推奨されるようになった

1990年代以降、急速にその流れは

「生産性向上」

へシフトしました。

バブル崩壊という時代の雰囲気が一変したことから

急加速しました。

この急激な変化についていけない企業はたくさんしました。

何とか乗り切っても、

「空白の20年」

とも呼ばれるバブル以降の

日本のモノづくりは、

「生産性向上」

というマジックワードで

低コスト生産

下請けたたき

人件費抑制

取引先の海外拠点化

という流れに翻弄されました。

そのしわ寄せが今の

製品偽装

検査改ざん

など・・・

あってはならないことをしてきた

ツケが表に出てきました。

この数年、やっとチャンスが巡ってきました。

今までの悪しき風習を

「悪いこと」

「良いこと」

に仕分けし、日本自体が正気を

取り戻しつつあるからです。

今が生産性向上の

「景色」

を変えるタイミングです。

本来の生産性向上は、

「三方良し」

です。

売り手良し

買い手良し

世間良し

となるようなモノづくりの

原点へシフトするのです。

売り手良しは「自社の強みを生かす」こと。

買い手良しは「新サービス提供」のこと。

世間良しは「経済発展と国民の持続的な発展」です。

自社の置かれている立場で

3方良し」

が達成できることを再認識するアクションを起こしてみては?

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