2018年4月26日木曜日

【No176】第2回_生産性向上その3~Time is Money~


おはようございます。

今日もお付き合いください。

有名な「時は金なり」という諺(ことわざ)です。

元は英語から来ています。

アメリカ合衆国建国の父の1人で、

100ドル札紙幣の肖像画にも描かれている、

政治家、作家、物理学者として多方面で活躍した

ベンジャミン・フランクリン

という人です。

彼が著した著書に、

Advice to a Young Tradesman(邦題:若き商人への手紙)

があり、一文に出てくる

Remember that time is money

直訳すると、

「時間はお金そのものであることを忘れるな」

という意味だそうです。

時間は有限です。

我々の生産性は、

短時間で

価値のあるモノ・コトを

生み出すこと

で高まります。

トヨタの生産改善では、

1秒を大事にします。

だから、社員も時間は有限で

価値の高いモノという

価値観を持っているのです。

そのため、

トヨタ改善方式は、

彼らのような意識を持った

社員・経営者が

一丸となって取り組む環境があり、

それをすることで、

明確な対価が支払われることが

わかっているから進むのです。

土壌の考え方がその場主義でなく、

将来あるべきビジョンを共有して、

今すべきことを横一線で認識できる

組織が、生産性の高い状態を作り、

継続的な改善活動がつづくのだと考えます。

現代の資本主義社会で生きていくには

お金が非常に重要なものであることは誰でも理解できます。

しかし、そのお金と同等以上に時間は貴重であることを

私たちに思い出させてくれているのが、

この「時は金なり」という言葉なのです。

ただし、日本人はお金に換算することが

いやしい

恥ずかしい

と考えがちです。

単に、時間をうまく使った結果、

お金が増えている感覚でとらえてください。

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