受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
過去にも総監については記載しています。
再度記載します。
総監とは下記になります。
内外環境(専門技術・リソース・社会・環境・経営全般等)を勘案して、
ある課題存在する技術的課題を妨げる技術的問題に対して、
技術的な解決を滞りなく実施できる形にリソース(人・もの・金)を
最適化(プレーヤーでなく、5管理で技術者をマネジメント)し、
中長期的な視点をもって永続組織へ導く者。
です。
守備範囲はプロジェクトマネジメントでなく、
組織の事業活動全体を見る監督。
リソースの最適化は、中長期的視点に立つ。
つまり、
総監技術士≒監督(組織統括)
です。
それを企業等の組織が継続的に活動を続けていくための
技術全般を管理する技術を文科省が「5つ」決めたのです。
① QCDのバランス:経済性管理
② 組織構成員の最適な管理
(組織作り、モチベーション、インセンティブ、教育、適正評価等)
:人的資源管理
③ 意思決定のための情報活用システムの構築と活用、
セキュリティ、知財管理:情報管理
④ 多様なリスク・災害・事故等に対する備え:安全管理
⑤ 外部社会の環境負荷を与えない仕組み:社会環境管理
①~⑤を最適(5つの視点(管理技術)を使い、漏れなく)管理
する監督者であることが重要です。
5つの個別の管理技術による「部分最適化」
各管理が相反しあう関係を管理する「全体最適化」
プラス、管理技術の活用には、⑥国際規格・法令・認証等「国際的視点」
が重要であると書いています。
そのために筆記試験は
①知識の有無を問う択一
②知識を使いこなす能力
を確認することで、
総監の素養を確認することが
試験の目的となります。
ポイントは「素養」の有無です。
素養の判断は、「総監の背景」です。
だから、筆記試験の最初の問題文は変わらないのです(課題は変わりますが)。
総監の背景・・・
腹落ちするまで考えてください。
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