2018年4月13日金曜日

【No163】<技術士あるある臨時版> 総監の背景


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

過去にも総監については記載しています。

再度記載します。

総監とは下記になります。

内外環境(専門技術・リソース・社会・環境・経営全般等)を勘案して、

ある課題存在する技術的課題を妨げる技術的問題に対して、

技術的な解決を滞りなく実施できる形にリソース(人・もの・金)を

最適化(プレーヤーでなく、5管理で技術者をマネジメント)し、

中長期的な視点をもって永続組織へ導く者。

です。

守備範囲はプロジェクトマネジメントでなく、

組織の事業活動全体を見る監督。

リソースの最適化は、中長期的視点に立つ。

つまり、

総監技術士≒監督(組織統括)

です。

それを企業等の組織が継続的に活動を続けていくための

技術全般を管理する技術を文科省が「5つ」決めたのです。

QCDのバランス:経済性管理

組織構成員の最適な管理
 (組織作り、モチベーション、インセンティブ、教育、適正評価等)
    :人的資源管理

意思決定のための情報活用システムの構築と活用、
      セキュリティ、知財管理:情報管理

  多様なリスク・災害・事故等に対する備え:安全管理

  外部社会の環境負荷を与えない仕組み:社会環境管理

~⑤を最適(5つの視点(管理技術)を使い、漏れなく)管理
する監督者であることが重要です。

5つの個別の管理技術による「部分最適化」

各管理が相反しあう関係を管理する「全体最適化」

プラス、管理技術の活用には、⑥国際規格・法令・認証等「国際的視点」

が重要であると書いています。

そのために筆記試験は

①知識の有無を問う択一

②知識を使いこなす能力

を確認することで、

総監の素養を確認することが

試験の目的となります。

ポイントは「素養」の有無です。

素養の判断は、「総監の背景」です。

だから、筆記試験の最初の問題文は変わらないのです(課題は変わりますが)。

総監の背景・・・

腹落ちするまで考えてください。

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