受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。
日本の文化は、「型」をもって突き詰めていくことが得意です。
「型」=「王道」
です。
「型」には2種類あります。
(1)変化してはいけない「型」
(2)変化しなければならない「型」
です。
(1)は技術士試験でいう
7つのステップになります。
①社会貢献するための目的と目標の設定
すなわち、「ゴール」の明確化です。
やみくもに進んでいてはいきたいところ(目的)、
達成したいこと(目標)が達成できません。
②目標までにしなければならないこと(ルート決め:課題)
社会に貢献できるために自分の強みをどう発揮するか?
③課題を阻害することは何か?(問題点)
ボトルネックですね。
④問題を解決する提案の方向性
最善の策を複数の案から選定する。
その根拠は、数値化されている。
⑤解決策(技術的提案)
実際に行うことができること。
有効であると認めること。
⑥解決策に対するリスク評価と対策
解決しても新たな課題が発生する。
そのリスクを評価して、課題設定できること
問題点を洗い出し、解決の方向性を
示すこと。
⑦その成果はどんな価値を生むのか?(技術士法)
いくら試験制度が変化しても、次年度の試験を意識しても
技術士試験を受け、上位10%へ入るには
変化してはいけない「型」
を自分のものにしてほしい。
それには訓練あるのみ。
訓練前には、準備が必要。
それが、業務の棚卸。
最大の武器であり、防御もできる優れもの。
これを持たずして、戦いに行くこと自身、
負の予感がする。
(2)の変化しなければならない「型」は、
科学技術や社会の仕組みである。
たとえば、「1つの企業に勤める」
こと。
AIや深層学習といった、新しい技術は、
「人」の考え方・位置づけを
変化させる。
「付加価値」はその時その時で変化する。
だから、「型」も変化するべきである。
技術士試験は、試験制度が変われど、
問うていることは変わらない。
結果を出す「型」・・
2種類使い分けてすれば、結果は出ます。
あと、3か月頑張ってください。
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