2018年4月8日日曜日

【No158】<技術士あるある臨時版> 結果を出す「型」


受験指導で展開すべき内容を臨時版で紹介します。

日本の文化は、「型」をもって突き詰めていくことが得意です。

「型」=「王道」

です。

「型」には2種類あります。

1)変化してはいけない「型」

2)変化しなければならない「型」

です。

1)は技術士試験でいう

7つのステップになります。

 ①社会貢献するための目的と目標の設定

  すなわち、「ゴール」の明確化です。

  やみくもに進んでいてはいきたいところ(目的)、

  達成したいこと(目標)が達成できません。

 ②目標までにしなければならないこと(ルート決め:課題)

  社会に貢献できるために自分の強みをどう発揮するか?

 ③課題を阻害することは何か?(問題点)

  ボトルネックですね。

 ④問題を解決する提案の方向性

  最善の策を複数の案から選定する。

  その根拠は、数値化されている。

 ⑤解決策(技術的提案)

  実際に行うことができること。

  有効であると認めること。

 ⑥解決策に対するリスク評価と対策

  解決しても新たな課題が発生する。

  そのリスクを評価して、課題設定できること

  問題点を洗い出し、解決の方向性を

  示すこと。

 ⑦その成果はどんな価値を生むのか?(技術士法)

いくら試験制度が変化しても、次年度の試験を意識しても

技術士試験を受け、上位10%へ入るには

変化してはいけない「型」

を自分のものにしてほしい。

それには訓練あるのみ。

訓練前には、準備が必要。

それが、業務の棚卸。

最大の武器であり、防御もできる優れもの。

これを持たずして、戦いに行くこと自身、

負の予感がする。

2)の変化しなければならない「型」は、

科学技術や社会の仕組みである。

たとえば、「1つの企業に勤める」

こと。

AIや深層学習といった、新しい技術は、

「人」の考え方・位置づけを

変化させる。

「付加価値」はその時その時で変化する。

だから、「型」も変化するべきである。

技術士試験は、試験制度が変われど、

問うていることは変わらない。

結果を出す「型」・・

2種類使い分けてすれば、結果は出ます。

あと、3か月頑張ってください。

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