2018年3月29日木曜日

【No148】第6回_生産性向上その1~必要な言葉~


おはようございます。

今日もお付き合いください。

日本の文化は「気配り」、「忖度」です。

それができる人が出世します。

しかし、多様化・情報化社会の中では、

情報量が多く、気配りや忖度にも限界があります。

だから、しなければならないことは、言葉で伝えて

いかなければなりません。

私も会議前には、上司から聞かれることをそうていして調べておくことで

質問への対応力がUPするという思いから、調査をします。

これは、忖度です。

前述したように、様々な業務内容を複数同時にこなす中、

単に仕事量が増えるだけです。

顧客へのプレゼンは、目的や伝えるべきことが明確であるため、

段取り八割の原則が通用します。

しかし、

これからしておかなければならないかもしれないこと

への仕事はエンドレスになります。

そのため、最近では以下の取り組みをして生産性を上げるようにしています。

1)質問する。

260%の出来で意見を求める。

たったこれだけです。

「(1)質問する」意図は、答えは複数あり選択肢によっては

パターンが異なると推定できるから。

また、質問の最後に

「では、確認させてください。主旨は・・・と考えました。」

と最後の質問をします。

異なれば、再度質問です。

忙しい上司の時間を割くのはなかなか難しいですが、

できるだけ最初に精度を上げておくことが、

仕事の質とモチベーション維持につながります。

特に「常識」と思うことでも質問をしておきます。

私の常識との乖離を確認するのです。

長年同じ業界や仕事をしていると

曖昧な表現でも忖度してしまします。

しかし、間違っていることもあります。

大事なのは、言葉の意図が表現と一致しているかです。

表現とは、文章や形にしたときの容姿です。

私は、様々な業界の人との打ち合わせや転職2回の経験から、

表現には気を付けています。

言葉の中身を知り、表現することができれば

生産性は格段に向上します。

また、60%の時点で確認を取ることも大事です。

方向性の早期修正ができるからです。

資料作り中に、内容の変更の可能性はあります。

特にプロジェクトが暗礁に乗り上げているとき。

早めの軌道修正は依頼者と作成者お互いのストレスを軽減

させてくれます。

この質問することと60%資料提出により、

会議資料の目的がはっきりして

資料を使った会議では、

「決められる会議」

へ変化します。

会議は、意思疎通の場ではなく、

意思決定の場です。

だから、時間は短くていいのです。

意思疎通は、事前資料の読み込みでできます。

会議前に担当者へのディスカッションでもできます。

生産性向上とは、そのようなことの積み重ねからできると考えます。

ぜひ、必要な言葉を考えて業務に挑んでください。

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