2018年3月28日水曜日

【No147】第5回_生産性向上その1~会話力~


おはようございます。

今日もお付き合いください。

今日は、会話力について書きます。

じつは、私は会話が苦手でした。

元々、前に出るタイプではない、目立たない(目立とうとしない)人でした。

社会人24年になると、図太くもなるもので・・・

よく、しゃべることができるようになりました。

意思の疎通は、

会話よるコミュニケーションの重要性

を学びました。

社会人1年目、大阪の南地区という

色濃い地域のある中小企業に就職しました。

職人肌の人が多く、

町全体も「だんじり」の時はお祭り騒ぎです。

会社も休みになりました。

そこで私の人生で変化を与えてくれたのが

「会話力」

のすごさです。

設計の立場でありながら、

生産管理、調達、出荷依頼、品質確認、現地据え付け・・・

時には、営業同行での現場打合せ、実測、レイアウト作成

仕様書作成・・・・

いろいろしなければなりませんでした。

年間80物件/人をこなすという過酷な日々・・・

物件規模も数百万から数千万、たまに億単位・・・

そのため、すべてのことを知らないと

とても仕事が完了しませんでした。

しかし、自分一人では限界があります。

そこで、毎日数回は工場を回り、

職人たちとの会話をしました。

抜けや漏れ、不備や新たな知見を知るために・・・

営業には、毎日問い合わせや確認を行いました。

おかげさまで、4年目にはある程度の物件を仕切れるようになりました。

最初は図面を投げられ、話を聞いてもらえない日々・・・

毎日

「おはようございます」

「いつもありがとうございます」

「この部品は加工できますか?」

などなど・・・

年齢が上下関係なく、教えてもらう立場として

通いました。

この会話力は

質よりも量がモノを言ったようです。

つまらない小さなことから積極的に

声をかける姿勢・・・

認められたのだな~

と実感したのは、退職時。

連日の飲み会には感謝です。

本当にここを去るべきなのか・・・

真剣に悩みました。

しかし、皆さんは暖かく見送ってくれました。

いまでも交流がある人もいます。

本当に感謝です。

いまでも、掃除のおばちゃんであろうと

レジの若い人であろうと

「ありがとう」

「こんにちは」など

こちらからしています。

円滑な人間関係こそが、生産性を上げてくれます。

あとは、仕事ではできるだけ

いつまでに

なぜ必要なのか

できるかできないか?

を聞いています。

最近よく会社で言われるのは、

「とりあえずやって」

「簡単でいいから」

という言葉。

必要性を聞くと、

「いるから」

しか回答がない・・・・

どうおもいますか?

このようなコミュニケーションをしていませんか?

人の生産性は、「会話力」一つで変化します。

極端に違う例ではありますが、

言いたいことは、その時の

相手が受ける気持ち

がどのようになるか?です。

次回も言葉について書いてみます。

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