2018年3月27日火曜日

【No146】第4回_生産性向上その1~仕組みVS目標~


おはようございます。

今日もお付き合いください。

自立と同調はいかがでしたか・

ピンとこなかった方もいると思います。

「仕組みが重要」??

と書きました。

単に仕組みといっても、

「とりあえず」

レベルではなく、

効果の体感できる目標を決める作業が

スタートとなります。

技術士論文を添削していて、

毎回のことですが

この「目標」がない技術論文が多いことに

びっくりします。

目標がないのに、

「なんとなくこうなりたい」

では具体的に何をすべきかが見えないですね。

霧の中をさまよう状態になります。

目先だけでなく、ゴール(目標)が見えない

のでは、どの道を行けばいいのか?

想定もできません。

まずは、進むべき位置はどこまでか?

を決めましょう。

これが仕組みを作るうえでの前提条件です。

一般的に改善活動でも仕組みを作るように

コンサルされます。

しかし、目指すところの一体感のない仕組みは

コンサルがいなくなれば破綻します。

なぜなら、「必要性を感じていない」のです。

必要性を感じるためには、

組織の目指すところを共有しなければなりません。

そして、手段である仕組みを作るのです。

太陽光発電の電力買取も結局、仕組みばかりに目を奪われた結果、

普及率は目標に届かず、コスト増で尻すぼみ・・・

目標とは、生産性向上の手段が見えている定量的に目指すところ

を言います。

具体的な目標があり、その仕組みをいくつか挑戦する。

そして、柔軟に変更していく姿勢を持つ。

1回決めたら完璧ではなく、

PDCAサイクルを廻すことを仕組みに加える。

そうすれば、オリジナルの

「協働」による

生産性向上の仕組み

が定着するのです。

目標もどんどん変化します。

成果が上がれば、手段も多様化します。

目標決定にも大胆さと根拠がつきます。

これを正のスパイラルアップと言います。

生産性向上は、エンドレスです。

それを頭において、取り組みましょう。

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