2018年3月11日日曜日

【No130】第2回_未来の自分を作る~自ら考え、自ら行動し、どういう結果になったのか?~


おはようございます。

今日もお付き合いください。

私は、技術士です(知ってますね・・)。

受験生時代、講師によく言われた言葉があります。

「プロ意識」

です。

20年以上技術職で会社から給与をもらい生活していたのだから

「プロ」

でしょう!!!

と考えていました。

何を当たり前のことを・・・・

実は当たり前ではなかったのです。

30代後半から、海外のエンジニアと仕事をする機会を得ました。

そこが大きな変化点でした。

最初は、韓国。

日本人技術者が来ると、

トラブルがあっても

「よく来てくれた!!」

と歓迎されます。

現地の技術の方からは、緊急要請が来ていた

緊迫感は全くありません。

逆に、ニコニコしています。

最初は戸惑いました。

一生懸命質問に答え、現場で対応していた毎日・・・

その時はあまり気付きませんでしたが、

すごい質問力があったことを帰国後思い返していました。

なぜ、そうなるのか?

それをすればもっと良くなるのか?

根拠は?

他の装置に組み込むとどうなるのか?

などなど・・

彼らは、日本の技術を知りたかったので呼んだのです。

だから、行けばウエルカム状態・・・

聞きたいことに答え、

資料を作り、

そして、丸裸のうえ

模倣する。

模倣した技術は、自分の成果。

昇進または、報酬のいい会社へ転職。

アグレッシブでした。

悪い意味で、「欲の塊」とも思いました。

しかし、視点を変えると

高度経済成長期の日本のような状態かも??

とリンクするように思いました。

新技術は、今ある技術のコラボレーションです。

突拍子もないものは、技術ではありません。

彼らは、自ら考えて素直に行動したのです。

その結果必要なことを判断していくことで、

「技術力」

を高めて、数年後の自分を考えているのです。
「プロ意識」とはこのことなのでしょう。

技術立国といわれる日本。

そこにいる我々技術者は、のんびりしています。

自ら考え、行動すること

これが、上司の顔色、緩い空気が漂う日本の企業ではできないのです。

リーマンショック以降のコストダウン中心のモノづくり。

日本の強みであった「人づくり」を放棄し、失われた20年を作った結末です。

今、「自ら考えて、行動して、必要なことを判断することの繰り返し」

ができていますか?

必要な判断は「いつの時期」ですか?

どうなりたいかは、今の行動に直結します。

今一度、考えてみてください。

今日も、お付き合いいただきありがとうございました。

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