2018年3月4日日曜日

【No123】第9回_技術士が考える組織の中のUD


今日は「組織の中のUD」です。

いままで、UDのイメージはどのように感じていましたか??

UDを達成するには、以下のことを考えなければなりません。

1)利用者の満足度

2)社会貢献

3)企業の成長

1)と(2)は、今までのブログから

イメージできると思います。

それ以前に、UDを知っていれば

ブログ以前に理解しておられるでしょう。

3)企業の成長とは何でしょうか?

もともと、企業は

「ある困りごとを解決する」

ことで、価値を得て成長しています。

「困りごとを解決」=「満足度向上」

となります。

さらに言い換えると、

「障壁(バリア)」を「バリュー(価値)」

に変換し続けることです。

また経営の価値とは、成長し続けることと考えます。

そのため、我々一般の人に価値を生む企業や組織は

生き残らなければなりません。

つまり企業は、

「コーイングコンサーン」

でなければならないのです。

では、組織はどのようにすればいいのか?

私は、

1)利用者の声を傾聴する姿勢

2)言葉の解釈を検証する姿勢

3)作る人と利用者のコーディネートする姿勢

が必要であると考えます。

傾聴とは、深いレベルで、

相手を理解し、

気持ちを汲み取り、

共感することです。

理解だけでなく、気持ちで共感することから始めます。

モノづくりの本質でしょう。

現代は、デジタル化や開発期間の短さから

意外とこれを行う時間がない。

これからの差別化戦略には

欠かせない「姿勢」と考えます。

「ほしい」と思わせる製品とは何か?

これがすべてのスタートです。

また、作る側も解釈することができたか?

それを知るために「検証」をします。

これを円滑にかつ最短で進めるために、

コーディネートできる人材

は欠かせません。

このコーディネートがうまくいかないと

「妥協」

が生まれます。

いま、我が国のモノづくりはどうでしょうか?

「妥協」・・・

とは言いませんが、

「お・も・て・な・し」

の心が入った設計をしていますか??

我々技術士は、高等の専門的応用能力を持つ

「コーディネーター」

です。

技術士の普及促進が、国民の発展、国際競争力向上

につながると考えます。

山昇に例えると、頂上へ導く

「道しるべ」

です。

企業・組織の価値向上・・・

コーディネーター

の重要性を理解し、育てる企業が

ゴーイングコンサーン

できるのでしょう。

次回は最終回「今後のUD」です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

いつも本ブログを拝見いただきありがとうございます。
仲間を増やすための情報提供を毎日しています。ご意見・ご要望ございましたら、ぜひお願いします。