今日は、「UDとバリアフリーって同じ!?」です。
じつは、共存関係にあります。
その前に、違いを簡単に。
UD:利用者をおもいやる設計力
バリアフリー:特定の人のバリアを除去するために専用品を設計する
バリアフリーは「専用機」です。
専用機と言っても、1人しか使えないではなく、
ある特定の障がいや問題をもつ方への不便を緩和・補助する
ためのものです。
使いやすさは、利用者が決めます。
その利用者の使い勝手を理解するため、
設計者が「当事者」になることで、
他人の人の使いやすさにつながることがあります。
それが、マッチとライターです。
作ったときは、片手が不自由である人向けにという視点でした。
しかし、一般の人も便利と思えば、
最初はバリアフリー設計でも
最終UD設計になっているのです。
最終的には製品は、より使いやすいものへと進化していきます。
今の利用者を基本にして、さらに使える人を増やそうとする、
これがUDです。
ここがバリアフリーとの違いです。
まとめると、
UDの考えは、使えない人を把握し、使えるようにし続けること。
バリアフリーはそれでも使えない人に専用機を作ること。
です。
次回は「お・も・て・な・し」」です。
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