2018年2月22日木曜日

【No113】第1回_本企画への思い(ユニバーサルデザイン)


113回目からは、「ユニバーサル(以下、UD)」について


10回のシリーズで書いてみます。

UD・・・って?

ユニバーサルは、「普遍的な、一般的な」と訳されます。

デザインは「設計」と訳されます。

普遍的な設計????

一般的な設計????

意味が通じないですね。

実は、直訳では意味が通じません。

「ユニバーサル」には、意図があります。

それは

「最大限可能な限り、すべての人に適合する普遍的な」

です。

また、設計には「構造的、強度的、外観的、環境的」など

トータルコーディネートの概念が含まれます。

つまり、

「利用者が最大限利用できる設計」

がユニバーサルデザインです。

これは、少子高齢化だけに適用する言葉でなく

文化

言語

国籍

老若男女

右利き左利き

などを問わない、全員に最大限当てはまるような設計を目指しています。

しかし、そうはいっても・・・

というところがあり、実際の製品設計では

反映できない、または限定的反映にとどまります。

それは、製品を利用する人が限定されるから。

だから、概念としては、

「利用者をおもいやる設計力」

で良いと考えています。

より多くの利用者がより使いやすくて心地よいものを提供すること。

これが、UDと考えます。

それを念頭に置いて、第2回以降で述べていきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

いつも本ブログを拝見いただきありがとうございます。
仲間を増やすための情報提供を毎日しています。ご意見・ご要望ございましたら、ぜひお願いします。