臨時版です。受験指導での気付きや皆に知ってほしいことを気ままに掲載します。
今回は、「3H」です。
残念ながら「いやらしい」はなしではありません。。。。
モノづくりだけでなく私生活でも関係する重要なキーワードです。
このブログを見ているのは「人」ですね(当たり前でしょうが・・・)。
人は「ミス」を必ずします。
人はそれを見通し、できない部分は許容する場合があります。
しかし、「見通す」ことができない場合が多くなっています。
特にこの「3H」は見通す力を発揮できない場合が多いです。
ここで、3Hとは?を説明します。
「はじめて」
「ひさしぶり」
「変更(変化)」
の頭文字「H」3つのことです。
いわゆる「ヒューマンエラー」です。
参考になるサイトを載せますので、気になる方は見てください。
ミスは、事故を起こしたり、トラブルの原因となります。
定常時には起こりえないことでも、この「3H」の時は特に注意しなければ
なりません。
技術職の人であれば「変化点」「変更管理の重要性」をよく耳にするはずです。
新規開発やめったに受注しない製品の生産など・・・この3Hに当てはまります。
そのため技術者や従事者が「ミス」をしないように気配りする人=管理者が必要
になります。
具体的には、未然防止(予防措置)活動を推進するシステムを構築する人です。
例えば、新しい検査機器を導入することで、業務の効率化ということがあります。
検査機器自体は、取扱説明書通りに使えば検査も正確にでき、IoTによる情報
管理もしやすくなります。
もちろん、人のスキルに依存しにくければ何よりです。時間短縮や専任者も
削減できるでしょう。
いいことづくめですね。
しかし、いくら素晴らしい機器でもその特性(メンテナンス・使用上の注意点
・手順)を理解しないまま使用するとどうなるか・・・
検査データのばらつくによる歩留まり悪化、検査時間の増加、検査信頼性低下、
作業員の事故、機器故障など・・・
日本の機械だけでなく、世界中の機械は相当優秀です。
しかし、予期しない使い方や取扱状況、遵守してほしいことが守られない中で
使われる機械は、確実に劣化します。
そのため、技術的な視点とそれを滞りなく毎日運用する仕組みを作る管理者が
重要になります。
さすがに、パートのおばちゃんに「やっといて」ではいつかは高いお金をかけた
機械をスクラップにしてしまうか、
金くい機械にしてしまうか・・・になるでしょう。
人員削減、コスト削減、効率化は目先でなく、中長期的展望を俯瞰する管理者を
育て、活用できる経営者の存在が欠かせません。
我々技術士は、経営を安定化させる技術を持っています。
その仲間が増えることを願い、ブログ更新しています。
今後も、有益な「あるある」ネタ展開しますのでよろしくお願いいたします。
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