2018年1月28日日曜日

【No89】第3回_リスクの表現

【お詫び】
昨日は、投稿タイマー設定が間違っており定刻での発信ができませんでした。



今日は「リスクの表現」です。

これが曖昧になると、リスクマネジメントに影響します。

おさらいです。

ISO Guide73では、

「ある事象の結果とその発生の起こりやすさの組み合わせによって
表現されることが多い」

とされています。

また、リスクの特徴として

「起こりうる事象」

「結果(定性的・定量的)」

であるとしています。

つまり、

「起こりうる事象」

「結果(定性的・定量的)」

「起こりやすさ(定性的・定量的)」

3要素を把握して初めて

「リスクの表現」

が可能になります。

しかし、事象と因果関係は複雑であるのが常でかつ、事象の将来性に左右されます。

そのため、上記3要素は次のように考えます。

1つの原因で複数の結果が生じる可能性がある事象」

「結果は、次の原因になる可能性があること」

「現在から将来にかけての起こりやすさを定性的・定量的にすること」

なお、事象の定義は

「ある一連の周囲状況の出現または変化」

としており、何かイベントが発生しないと事象にならないので注意を。

上記は、総監の考えとしては重要です。

しっかり、専門書を読む前に理解を深めておいてください。

次回は「第4_リスクマネジメントって!?」です。

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