2018年1月20日土曜日

【No81】 第7回_技術士試験、専門の迷い!?があった時のこと


No76(第2回目)でも記載しました、「専門の迷いについて」その時の思いを書い
てみます。

受験生の皆さんは、技術士の受験申込書に記載する「専門とする事項」、
「選択科目」は決まりましたか?

単に、業務が流体に近いとか・・・で決めていませんか?

または、問題が解きやすいから・・・など

決定理由は様々なりますが、私のおすすめは
「業務のキーテクノロジーは何か?」
です。

例えば流体から起因する振動を解析しているなら、
事象は流体なので流体工学。

また、解析が主で流体も構造も熱もしている・・・
局共振や熱特性等材料選定や構造を解決しているなら材料力学・・・

このように決めてほしいです。

やはり、業務で使っている技術や専門知識は重要です。

二次試験は論文がメインです。論文には、知っていることと今まで経験した
ことをミックスして、論理的に表現したもののみが筆記試験合格となります。

さらに、口頭試験では「専門」の科目の試験官から質問を受けます。

当然知っていて当たり前のことを聞かれます。

もし、あなたがその科目の専門家でなければ・・・口頭の専門的応用能力を
発揮できますか?

受験生初年度、そんなことは理解せず、論文を書きやすそうな問題を見て
選んでいました。

2年目のB判定の時考えました。

本当に流体で良いのか?

流体工学の求めている専門的応用能力とはなにか?を真剣に考えた結論は、
「課題解決のキーテクノロジー」
です。

今からでも見直されても遅くはありません。

12月の口頭試験で後悔するよりましです。
「キーテクノロジー」は何か・・・・

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