2018年1月17日水曜日

【No78】 第4回_技術士になってからのメリットは!?よくわからなかったころ


4日目は、私が技術士になって実施にメリットと感じた・起こったことについて
書きます。

技術士は、業務上必要としていない機械設計技術者です。

そのため、職務手当等インセンティブはありません。

でも、なぜ技術士を取得したのか?

それは、目先のインセンティブより将来のビジョンが強かったから・・・
と負けず嫌いなところ。

負けず嫌いは、「やると決めたらやり抜く」ですが、その起点となる
「やること」はビジョンです。

ビジョンが不明確であれば、単に資格取得でおわり、何のメリットもないと
当初思っていました(取得後は、そうではないことがわかりましたが)。

そこで、ビジョンを考えました。

それは「一生涯、エンジニア人生を貫く」です。

新卒入社して5年が経過したとき、同期の技術者が営業職になりました。

本人の希望です。

その後、数回仕事をする中で気付いたことがあります。

営業をしている彼は、営業技術となり顧客からの信頼も厚く、仕事も丁寧で
とても優秀な営業として活躍していました。

それを見て、営業への不信感(勝手に、口だけなど思っていた。失礼な話です)
はなくなり、いつかは技術で喜んでもらえるエンジニアで生きたい、
と考えるようになりました。

その時から、顧客へのモノの提供への考え「価値観」は大きく変わりました。

喜んでもらえ、安心して使用できる製品を!

これが設計の基本であり、対価をいただくメーカーの使命だと。

それが、今の技術士である私のベースとなっています。

彼には感謝しきれない思いがあり、いまでも年に何回か1日中昼から飲み明かす
相手です。

これからもそうであるでしょう。

少し話はそれましたが、この経験から結局技術士は
「みんなを技術で幸せにする羅針盤」
でなければならないと感じています。

それがわかる人は、周囲からの信頼をえて仕事が循環していくという
経験をしました。

これが最も身近なメリットです。

循環すれば、ストレスも減る。また、新たなチャレンジができ「ワクワク」する。

仕事は一生涯の中で一番時間を使います。

それは、生活を行うための手段としてでもあり、人生を豊かにする手段であると
考えます。

仕事とは、「何かを仕上げるための行動」です。

私は、業務の課題を仕上げるための行動を俯瞰して、羅針盤の立場となれる
唯一の国家資格が技術士であると考えます。

一生、このようなことができる能力があるとお墨付きがもらえ権利に
一番近い位置にいること、

これが技術士になる本当のメリットではないでしょうか?

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