2018年1月7日日曜日

【No68】技術士口頭試験(実際の試験って?)

実際の口頭試験は、受けたものしかわからない。

伝説や言い伝え等、あいまいな内容が多いのは仕方ない。

ここでは、間違いなく基準としていることを私の経験(受験生の立場と講師の立場)で書いてみる。

去年受験された方は、振り返りをして合格発表を期待して待ってほしい。

合格が目的でなく、合格後技術士としてどのようにふるまうのか?が技術士に求められている。

「だめだ」「どうしよう」でなく、「なるほど、こうしていけばいいのか!!」といったポジティブな考えで読んでほしい。

そして、今年以降受験する方へ伝えていってほしい。


 実際の口頭試験

相手は、同じ人間です。感情を持っています。

下記のマネジメントができる人材が好感を持たれます。


1)加点方式!?⇒時間切れにならないマネジメントを!!


2)筆記の出来は印象に影響を与える!?⇒「松竹梅」理論は「経歴・詳細」で?

   これは、確率高い話。やはり、技術士らしくないと思われるとキツイ。


3最初のプレゼン・動機や合格後の抱負が不合格を合格にする可能性を残す。


4)この部屋では、あなたが一番の専門技術者である。
   
   相手は、同業者でない場合が多い。運悪く同業者なら真摯な対応を。


5会話をシンプル(要はどういったことなのか?を30秒以内でざっくりいう)に行い、キャッチボールを多くすることが「技術士」であることを認めさせる最短ルート(コミュニケーション力がない人は技術士に認定されないというより、技術力以前の職業人として、人としての問題ですが。)。


6)「わかりません、勉強します」もあり!?⇒できれば2回まで。


7)的はずれな回答を続けると不合格となる可能性がある。質問の意図(ざっくりとした質問で主旨)が不明な場合、「もう一度質問の意味の確認」を実施すること。


8)意見が合わないときは、引き下がる勇気を持つ。


9)丁寧な言葉とはっきり・明瞭に答える。⇒語尾をはっきりと。


10専門用語は丁寧なぐらい補足説明しながら使う。⇒相手は「素人」と思い込む。


11)ホワイトボードの利用(簡素な図表を書ける準備)⇔使えない場合も覚悟する。


いかがでしょうか?

難しいことではないが、20分1回勝負の中ではかなりの訓練と力量が必要になる。

特に簡素な回答。

頭では理解してても、実際になると・・・・という人が多い。

これも、仕事の中で率先して会議の議長になる等してなれるべきでしょう。

今から、仕事を使って訓練をしておいてください。

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