模擬面談を20名ほどしてきたが、申し込み書にある経歴の添削をしっかりしていなかったのか?
といった内容がほとんど。
課題が前提条件や目的・目標になっていたり、目標がなかったり・・・・
技術士の定義を理解していないのだろう。
さて、今回は、「合格への最重要事項」というタイトルで書いてみる。
大げさな内容に見えるが、当たり前のことしか書いていないので、気楽にどうぞ。
(1)業務経歴票と業務詳細プレゼンテーションで「高等の専門的応用能力」を示す。
・書いたことをそのまま言わない。⇒技術士であること示す取り組み姿勢や研鑽を
・概要(背景)から目的と目標及び立場と役割を示し、課題を提示する。
・課題を達成できない問題点を丁寧に説明する。
・その問題点は、マニュアルや一般技術者では到底解決できないという印象を与えて、自身が行った(提案した)創意工夫のある解決策を提示する。
・詳細業務以外のプレゼンの準備(1分程度)をする(肉付けをする)。
➡業務概要(背景・目的・目標・立場と役割・課題と問題点・創意工夫した解決策・展望)
➡複合的な問題について、調査・分析を経て、問題解決のための課題とその遂行について、論理的かつ合理的に説明する。
➡多様な利害を調整し、技術士倫理に基づく行動ができること。
・業務経歴(1,3分バージョン)、詳細(1,3,5分バージョン)及び合わせて3,5分バージョンの準備を。
(2)回答は簡潔に、自信をもって(態度・回答)⇒20分という限られた時間との闘い。
・質問されていないことは答えない。
・末尾をはっきりという(丁寧に、誠実に)。
・試験官の目を見る。
・コミュニケーション重視(技術士に値する人物であるかを評価する場)
・結論→理由→事例→結論の組み立てで話すことが基本。しかし、「はい、おっしゃる通りです。」、「いいえ、〇〇です。」といった答えの方向性を示すだけで済めば、最初の「結論」だけで効率的な加点になることを忘れないこと(聞かれるまで話さないでよい)。
(3)筆記試験の見直しと補足
・再現論文・再現骨子の解答不十分なところや補足事項を行う。
・課題・問題点・解決策・展望を整理すること。
(4)受験動機と今後の展望は社会貢献と泥臭いことを
・上辺の解答でなく、どうしてもほしい理由と取得後の社会貢献をほどよくミックスすること。
・「技術士にしてあげたい」と思わせる心に訴えかけること。
以上である。
テクニカルな部分は、この時期にしっかり考えて経歴票に記載すること。
メンタルな部分は、日比の業務の中で鍛えること。
特に、「技術士になりたい!!!!!」という想いは、受験勉強のモチベーションに直結する、大変重要な事項。
大げさだと思われるだろうが、毎日考えてほしい。
次回は、実際の口頭試験についてです。
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