択一は、通常の資格試験と同じ「暗記」なので、みなさんが取り組まれてきた方法でも良い。
ただし、そのままでは時間がかかり、重きを置く筆記論文の時間を確保できなくなってしまう。
そこで、択一の勉強をいかに筆記論文で活かすか?をテーマに書いてみる。
まず、択一問題の目的は部門の広い専門性の知識があることを確認することである。
つまり、機械なら10科目全般の知識を問う。
20問の出題なので、各科目2問程度の想定になる。
ただし、試験問題を作る側は、過去の実績ある問題を活用したいと考える(ミスが減らせる、仕事量が減る、重要な問題など・・・理由はあるが)。
そのため、過去問の傾向分析を行う。
出題内容と頻出キーワードを把握して、「選択と集中」を図る。
ポイントは、キーワードのまとめ方。
一つは、択一対策として、過去問の解答をまとめることで理解が深まる。
もう一つは、キーワード定義と展望をまとめる。これが筆記対策。
キーワードの定義を70字程度にまとめて、展望を70字程度に部門・科目の技術士の視点でまとめる。
科目のキーワードとダブる部分があるので、活用できる。
特に筆記Ⅲは展望が役立つ。リスクについて問う問題が多いので、展望が見えなければなかなか書けない。
単に択一問題を繰り返して解くのではなく、その時間を筆記に活用できるかが肝。
あとは、5回程度過去問を解き、キーワード集をブラッシュアップして、理解する作業。
覚えるのではなく、理解が重要。
変化球が来ても耐えうるように。
特に、択一は過去問の活用が多いため、理解をして確実に得点することが合否の分かれ目。
択一の足きりは、論文採点がないという悲しい現状があるので、しっかり対策を!!
でも、時間はかけすぎないこと。
択一2:筆記論文8程度の振り分けを(自身のレベルに応じて比率は変更)。
隙間時間(5分1問の数をどれだけ稼げるかがポイント)でできるだけ終わらせる工夫をして、休日に過去問を一通り解き実力確認を。
次回は、論文対策を
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