2017年12月7日木曜日

【No54】技術士合格最短ルート

今日から技術士(一般部門)を受験される方々へのメッセージを掲載していく。

総監受験でも忘れている方は、再認識をしないと大変なことです。

そんなことないと祈りますが・・・・・

以下、本題です。

一番大事なことを最初に述べます。

それは「技術士とは?」です。

頭の上に?????がつく人は要注意です。

これを知らないと、運よく難関筆記合格しても口頭試験で確実に不合格。

重要性をわかりやすく説いています。


まず、技術士とはです。

「技術士法にある(目的)の視点と(定義)の技術者に与える称号」と考えます。

 ここで、技術士法をおさらい(技術士法抜粋)しましょう。

 (目的)
第一条 この法律は、技術士等の資格を定め、その業務の適正を図り、もつて科学技術の向上と国民経済の発展に資することを目的とする。


(定義)
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。

ポイントは以下の3つにある。

  業務の適正
  口頭の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者

簡単に言うと、③科学技術の専門業務に関係する計画、研究、設計、分析、試験、評価する者が知識とそれを使いこなす能力(経験)をもって、①業務の適正化を図ることで②科学技術の向上と国民経済の発展に資することができる技術者を育成することである。

 これがわかっていないと、技術士は「ノーベル賞」のような提案・工夫ができる者のように考えてしまう。知識はあるのに不合格となる最大要因である。

製品やサービスを提供する際に企業帰属の考えではなく、「②科学技術の向上と国民経済の発展に資する」ということを考えられる人を仲間にしたいのです。

何のために技術士となってほしいのか?認定する人の考えを理解して、試験対策をしましょう。それが合格への最短ルートです。

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