2017年11月28日火曜日

【No51】総監経歴対策(その1)

総監受験する監理技術者は、総監技術の理解と使いこなしていることの証明を経歴票と720文字の詳細で表現する必要がある。

基本となる「青本」に忠実(キーワード)に5つの管理を総監技術を理解して遂行することを示さなければならない。

専門的応用能力(創意工夫)は必要なく、「技術者を育成・認定すること」が総監部門の目的であることからも言える。

そのためには、
  総合技術監理が必要とされる背景(青本P2
  総合技術監理の範囲(青本P2
  総合技術監理に要求される能力と養成(青本P3
に沿う業務経歴票を書くこと。

注意点として、5つの管理は独立で行うことではなく、互いに有機的に関連付けて、あるいは統一した思想のもとで行うことが必要

しかし、個別管理から提示される選択肢は互いに相反するものやトレードオフの関係になるため、総合管理技術を用いて統一的な結論提示や矛盾解決・調整を行うことに注意が必要。

ではどのように行うのかは、5つの管理それぞれの管理項目を総合的に勘案し、組織毎もしくはプロジェクト毎に重要性や優先順位を判断する(青本P10)」部分から、「俯瞰的な把握・分析に基づき、総合的な判断を行い改善策の策定を行った結果○○となった。」という流れにする。

総監は、必要な背景がなければ登場しないことを忘れずに!!

次回は、具体的な書き方を示します。

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