2017年11月22日水曜日

【No48】総合管理技術(5管理+αといわれるもの)

「総合管理技術」とは、文科省が決めたこと。

簡単に言うと、企業等の組織が継続的に活動を続けていくための技術全般を管理する技術

のこと。

具体的に書くと次の通りです。


    QCDのバランス
 :経済性管理


    組織構成員の最適な管理
 (組織作り、モチベーション、インセンティブ、教育、適正評価等)
  :人的資源管理


    意思決定のための情報活用システムの構築と活用、セキュリティ、知財管理
  :情報管理


    多様なリスク・災害・事故等に対する備え
  :安全管理


    外部社会の環境負荷を与えない仕組み
  :社会環境管理

これら①~⑤を最適(5つの視点(管理技術)を使い漏れなく)管理する「監督者」が総監である。

また、5つの個別の管理技術による「部分最適化」だけでなく

管理技術の活用には、⑥国際規格・法令・認証等「国際的視点」が重要である。


ただし、これらの管理技術を個別で駆使すると、それぞれ相反する関係が発生する。

これが「トレードオフ」である。

論文にはこれがないと「総監技術」を駆使しなくても解決できる課題であるとの認識。

絶対に外せない。

また、管理レベルの極限を理解し、状況を勘案して定めた管理目標を達成できる技術者が

求められている。

総監は、それら技術者の「育成」と「認定」を目的にしているからだ。

そう、総監は未完成な総監技術を勘案して、公益確保と国民経済の発展、科学技術の向上

をするために使いこなせる技術者を望んでいるのだ。

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