一般部門とよばれる20部門にない「独自の管理技術」を用いて、業務の最適化による科学技術の向上と国民経済の発展に寄与する部門と考えている。
まず、その「一般部門」と「総監」の違いを述べてみる。
<技術士(一般部門)>
専門技術・周辺技術を勘案して、ある課題に対して、解けない問題を解ける形に導く者
プレーヤー(守備範囲:専門技術者 選手)でもあり、プロジェクトマネージャー
(PM、守備範囲:業務・業務管理技術者、職務管理もするコーチ的立場)でもある。
つまり、「一般部門の技術士」≒プレイングマネージャー(コーチ役)である。
<技術士(総合技術監理部門)>
内外環境(専門技術・リソース・社会・環境・経営全般等)を勘案して、ある課題存在
する技術的課題を妨げる技術的問題に対して、技術的な解決を滞りなく実施できる形に
リソース(人・もの・金)を最適化(プレーヤーでなく、5管理で技術者をマネジメント)
し、中長期的な視点をもって永続組織へ導く者。
守備範囲はPM(プロジェクトマネージャー)でなく、組織の事業活動全体を見る監督。
リソースの最適化は、中長期的視点に立つこと。
つまり、監督(組織統括)である。
一般部門の技術士は、プレイングマネージャーレベル、それを統括するのが総監。
継続発展のための中長期の視点が持てているかが、「総監脳」の違いである。
次回は、総監の技術である「管理技術」について述べていきます。
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