AI(人工知能)のセミナー案内が多い。どれだけの人が正しく認識しているのか?
AIの定義は、「人が行うことを機械で処理する技術のこと」と考える。
つまり、知的処理に関するデータを振り分ける処理なのだ。
なぜ、流行りだしたのか?
① 音声認識技術のDNNベースへの手法が実用化
② 2013年以降、AI系ラボの引き抜き合戦が活発化
③ 2016年 WaveNet 音声合成 Google
④ 技術の発展による敷居の低下
⑤ 大量のデータが整備(無償公開)
⑥ ツールキットの入手性
⑦ 最新技術のオープンアクセス化
である。
つまり、容易に使えるリソースが増えたことと技術の進歩である。
過去に電子計算機が出たように、現在では技術の進歩によりIoT等のデジタル技術を駆使して集めた「データ」をより統計的に分析しやすくなっただけである。
大騒ぎすることはない、「最適化」を使うツールが現在の「AI」である(今は)。
我々技術者は、AIに適用するデータを整理整頓及び収集方法を最適化する技術支援する立場となる。
つまり、情報の質・量の整理整頓ができる技術者が最適化のきっかけを作る。
例えば、コンカレントエンジニアリングによる上流工程と下流工程の情報共有する場合、様々なセンサーや作業者情報等が入力される。これを現状だけでなく未来や他の機械に適用する応用能力を技術者が行う。
この役割分担こそが技術者とAIの最適化である。
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