2017年7月2日日曜日

【No28】2週間後の技術士二次試験に向けて

今月16日から、筆記試験が始まる。
先日、2回の模擬試験を行ったが、下記のことを無視した受験生が多いため、模擬試験終了後にも伝えたことを書いてみる。
技術士試験で求められていることは、次の4点である。

Point1:技術的専門知識と高等の応用能力⇒技術士法の「定義」のこと。技術部門についての幅広い知識を豊富な経験によって使いこなせる(総合的な判断力がある)能力があるか?
Point2:公益確保⇒最も重要視されている(3義務2責務の中でも)「公益確保」を技術業務を用いて実践できるか?

Point3:高い技術者倫理観を備えている技術者。技術業務で様々な要求に対して、倫理観をもって実行できるか?

Point4:優れた技術者の育成⇒技術士の時点で、備わってなくても「資質のある技術者」であればよい(育成から考えて)と思わせる論文か?

 つまり、「技術士の定義」を理解し、公益確保を最優先できる高い倫理観を持った技術者を求めていることをアピールできる論文を記載しなければならない。

しかし、それ以前の「人に正しく伝える」力である「論理的考察力」が乏しい論文が多い。そのため、「目的とは?」「課題とは?「問題点とは?」という指摘が先になる。

あと2週間で、「論理的考察力」と「技術士試験で求められていること」を表現できるようになるよう、添削指導を進めていく。

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