技術士受験のワザを伝えるブログ: 【技術士受験】No.1278試験対策（分析について）

2021年6月5日土曜日

【技術士受験】No.1278試験対策（分析について）

こんにちは、技術士＠機械総監の赤星(hiro-PE)です。

今日は、「分析について」です。

設問には、

「分析せよ。」

とあります。

コンピテンシーにある

問題解決

評価

です。

その悩み、解決できます。

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問題解決には、

「業務遂行上直面する複合的な問題に対して，

これらの内容を明確にし，調査し，

これらの背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し

分析すること。」

評価には、

「業務遂行上の各段階における結果，

最終的に得られる成果やその波及効果を評価し，

次段階や別の業務の改善に資すること。」

とあります。

課題は抽出しましたので、

課題についての

課題の要因（問題）を分析します。

分析とは、

「複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、

その構成などを明らかにすること。」

です。

例えば、機械設計の場合

課題が下記とすれば、分析は、

Q:開発（構想段階）：要求事項の正確な抽出

→使い手が使いにくいと普及しない。

→重要仕様が不明確だと、設計できない。

S:設計（詳細設計）：利用者の安全性確保

→利便性が良くても安全が担保できなければ普及しない。

→安全確保がメーカーとしての使命。

E:普及（環境配慮設計）：3R設計

→作りっぱなしは環境影響を無視している。SDGｓの目標から外れる。

→持続可能な社会が成り立たない。

つまり、抽出の理由とその内容について

説明すればいいということです。

これを「中間評価」として、

「最重要課題」

の設定があるのです。

「上記の課題を（テーマや目的など）の効果と比較した結果、

・・・・・を最重要課題とした。」

という流れですね。

ここまでの訓練法として、

①テーマの複合的問題を抽出する訓練

②現状分析と目的・目標を抽出する訓練

③目的・目標に対するQCDSEや4Mの視点での課題抽出訓練

④①～③を比較し評価する訓練

となります。

違いは

その悩みを

解決する方法は、

技術士がよく知っています。

それに習うことが、

最短ゴールであることを知っておいてください。