技術士受験のワザを伝えるブログ: 【技術士受験】No.1208二次試験対策（既に起こった未来）

2021年3月27日土曜日

【技術士受験】No.1208二次試験対策（既に起こった未来）

こんにちは、技術士＠機械総監の赤星(hiro-PE)です。

今日は、「既に起こった未来」です。

技術士試験でも出題された、

イノベーションのジレンマの著者

ドラッカーの言葉です。

私たちは、

未来を予測することはできない、

とドラッカーは断言しています。

一方で、

すでに起こっている

「変化の芽」

を体系的に見つけることができる、

といっています。

技術士受験でも同じです。

未来は予測できませんが、

自分の変化の芽

は自分で見つけることができるのです。

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イノベーションをおこすには、

少数派の意見を

聞くこと。

何が言いたいかというと・・・

「多面的」

「俯瞰的」

といった言葉は技術士試験の問題に出現します。

既に起こった未来を発見するには、

大勢多数の意見

つまり、大衆だけの意見を聞くのではなく、

少数派の意見に真摯に耳を傾けることこそが

大事なのです。

今のあなたの視点を

「うたがうこと」

をしてくれるのが

少数派なのです。

添削をしていると、

「型」を作ることに固執する方がいます。

例えば、課題を多面的に抽出とあれば、

「人」

「設備」

「方法」

という視点で課題抽出する人がいます。

テーマにはまれば、

いい論文はかけるのですが、

テーマから外れると、

ガラッと悪くなる人がいます。

毎年2,3人ですね。

最初は、

「型」にはめて慣れることが大事だと思います。

しかし、

その型は

「万能」「正しい」

という考え方になってはいけません。

この時点で技術士にふさわしい

「多面的」

からズレているのです。

あるテーマの問題発見をする切り口としては、

ほかにもあると思います。

1つの切り口で切っていくと、

矛盾が発生したり、

無理が生じたり・・・

そこで、

「少数派」

でもある

「自分なら」

を切り口にしてみてください。

今までの経験と

知識から

「私ならどうする？」

と考えてください。

技術士は、

貴方の考え方を書く試験です。

型にはまるだけなら、

一般技術者。

型をアレンジすることができれば

高級技術者。

型を見て、時にははめてみて

時にはアレンジして

時には、違うものを持ってくる・・・

これが技術士です。

その悩みを

解決する方法は、

技術士がよく知っています。

それに習うことが、

最短ゴールであることを知っておいてください。