こんにちは、技術士＠機械総監の赤星(hiro-PE)です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
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そろそろ、
令和2年度口頭試験対策を充実させていきます。
技術者なら、
特許に関心はあります。
特に、機械や電気、化学などの部門では
多い質問です。
Q：特許を取得したことはありますか？
A：あり、なしでまずは回答してください。
質問の意図は、
「高等の専門的応用能力」の証明の一つ。
「自身が主体的に行った業務の確認」
の確認です。
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質問の回答は、
素直に、
「あります」
「ないです」
からです。
なければ、
ない理由を聞かれることもあります。
例えば、
「技術漏えいにつながるので、特許取得を推奨していない。」
です。
この場合、
気を付けたいのが
「あなたはその考えをどう思いますか」
という質問。
なぜそんなこと？
と思うでしょう。
技術士は、
個人に与える資格です。
技術士は、
科学技術の向上と
国民経済発展に資する
義務があるのです。
その視点に立って、
回答を考えておきましょう。
特許があるなら
「あり」と回答します。
試験官は、
「特許取得」という
指標をもって、
「技術の高度さ」
と併せて、
「主体的なかかわり」
についての確認をしたいのです。
この試験官の意図を考えると、
楽な「加点ポイント」
と考えられます。
残念ながら、
ない方は、
「ない」
という回答になります。
それで、試験官の質問が終われば、
「加点なし」
で別の質問へ移ります。
それは問題ありません。
ないものはないのですから。
気にすることはありません。
正直に応えましょう。
もし、
「今はないけど、今行っている業務などで申請の余地はありますか」
という問いがあれば、
「あり」
「なし」
で解答しますが、
「なし」の場合は、その理由も述べましょう。
今の技術では、
今後
技術の発展や
社会貢献
があることをアピールしたいです。
技術士の目的に合う人材こそが、
技術士を名乗る資格があるからです。
今から意識して、
回答準備をしましょう。
話を戻しますが、
高等の専門的応用能力の一部が
特許取得にあると考える試験官は必ずいます。
しかし、
特許≠技術士の専門的応用能力
ではないと私は考えます。
技術力の
一部である事実はあります。
主体性
がポイントのようにも思います。
もし、次の質問で、
「内容を簡単に説明ください。」
が来るとします。
どのように応えますか？
単に技術内容を述べようとしていませんか？
技術士の口頭試験です。
ポイントは、
「部門・科目・専門とする事項」
に関する
「主体的に」
そして、
「科学技術の向上」
「国民経済の発展」
を意識した回答です。
また、回答の分かりやすさも加点対象です。
「高等の専門的応用能力」がある、
つまり「論理的考察力+問題解決能力」
があること。
更に、主体となって行った内容を
目的、目標、課題、問題点・・・
という流れで述べることです。
たまに、
「技術の高さ」を
誇らしく披露される方がいます。
興味深いと感じていただければ、
「ラッキー」と思ってください。
そうでなければ、試験官は
「そんな事どうでもいい」
という感覚です。
ギャップを感じてください。
試験官の目的は何か？
技術士にふさわしいかどうかの
「品定め」
なのですから。
その悩みを
解決する方法は、
技術士がよく知っています。
それに習うことが、
最短ゴールであることを知っておいてください。
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